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メダカの繁殖に挑戦してみよう③~屋内育成編~

2021年12月5日

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メダカの繁殖に挑戦してみよう③~屋内育成編~

2021年12月5日

こんにちは!MizukusaNewbieです。

”メダカの繁殖に挑戦してみよう”シリーズ。

前回は繁殖実践編をお送りしました。

前回の記事
【いのちだいじに】メダカの繁殖に挑戦してみよう!②~実践編~【じゅもんつかうな】

今回はメダカの繁殖に挑戦してみよう!②~実践編~ということで私流のメダカの繁殖の方法をご紹介していきたいと思います。

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さて、秋になって急に気温が下がり、稚魚が育たなくなった、冬を越えることが出来るか心配といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。

そんな方には屋内での加温飼育がおすすめです。

今回はその具体的な方法についてのお話です。

屋外で越冬するにはそれなりの大きさが必要

前回の記事にも書きましたように、冬の厳しい寒さを乗り切るとためには1.5cm以上の体長は欲しいところです。

ただし、個体によって成長速度も違いますし、外が急に寒くなったせいで餌を食べなくなった等の理由で冬眠前までに大きく育てられない場合があります。

そんな時は屋内で加温して育ててあげましょう。

出来れば早めに屋内飼育に切り替えてあげると稚魚への負担が減ります。

間に合いそうであれば再び外に戻してあげても良いですし、そのまま室内で飼えば冬の間もメダカを楽しむことが出来ます。

メダカの加温飼育に必要なもの

その①~水槽~

屋外では睡蓮鉢やトロ舟などでメダカを飼育されていたと思います。

しかし屋内加温飼育ではガラスやアクリル水槽を使用します。

何故ならば大抵の場合、加温をするのに水槽用ヒーターを使用することになるからです。

水槽用ヒーターは水槽での使用を想定していますのでそれ以外では万が一の事故が起きかねません。

必ず水槽を使用しましょう。

飼育する数にもよりますが、可能であれば少し大きめのサイズを選んだ方が良いです。

屋内屋外に関わらず過密よりもゆったりと泳がせてあげたほうが成長が早いからです。

その②~水槽用ヒーター~

水温を上げ、一定にするために水槽用ヒーターを用意します。

メダカを飼育する目的ならば温度固定式で十分でしょう。

メダカの産卵・繁殖に最適な23℃固定の専用品もあります。

ちなみにメダカの快適な水温は20℃から28℃くらいと言われていますのでその範囲内であれば特に問題はありません。

少し余裕があればこの温度調節式を購入すると、後々利用環境に幅を持たすことが出来るでしょう。

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その③~照明器具~

もちろんメダカの成長には自然光が一番なのですが、屋内では水槽用LED照明で代用しましょう。

ちなみに私は飼育水にグリーンウォーターを使用します。

グリーンウォーターについてはこちらの記事に詳しく書いています。

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ちなみに一般的な水草水槽用のLED照明で問題ありませんが、照射時間は長めに取るとよいでしょう。

理想としては日が出たら点灯し、日が暮れたら消灯する。

しっかりと昼夜のサイクルを作ることが重要です。

実際に加温飼育をはじめます

飼育開始初期

今回は黒ラメ幹之メダカの稚魚、約40匹ほどを飼育します。

使用するのは60cm水槽

少しでも自然光が当たるようにこんなこんな感じで窓際に設置しています。

水温はメダカの育成に適しているとされる25℃に設定。

ちなみに夜間エアレーションはフルタイムではないですが行います。

夜間エアレーションとは

”夜間”エアレーションと言いますがけして夜の間という意味ではなく、照明を使用していない間の時間という意味になります。例えば16時から23時までの7時間が照明を点灯している時間であれば、その他の時間は夜間となります。

メダカの稚魚は強い水流を嫌うので、ごくわずかなエアー量を数時間だけ。

グリーンウォーターへの酸素供給と油膜防止の為です。

針子から幼魚になったばかりくらいのメダカたち。

餌は1日に2、3回ほど、数分で食べきれる量を与えています。

私のおすすめはこちらの餌。

他の商品より粒が細かくて小さなメダカでもきちんと食べられます。

幾分か成長も早い気がします。

飼育開始から2週間後

全体に大きくなってきたメダカたち。

中にはうっすらとラメが出始めてきた仔も。

成長には個体差があります。

早く大きくなる仔といつまでも小さいままの仔。

小さい仔もいずれはしっかりとした成魚になりますが、大きめの仔と分けてあげると成長が早くなります。

外に出しても大丈夫そうな仔からこの水槽から卒業させてあげます。

ここまではグリーンウォーターも問題なく維持できています。

LEDの照射時間は朝6時から夜6時までの12時間です。

飼育開始から1ヵ月後

完全に若魚と言っても良い個体が増えてきました。

ラメもしっかりと確認できます。

その他の仔の成長を促すためにもそろそろ別々に分けてあげることにします。

ここで屋外飼育に戻すときは急激な変化にならないように、ゆっくりゆっくり慎重に水温調整をしてあげましょう。

いくら温度の変化に強いメダカでも、これまでの一日中ポカポカの環境からいきなり屋外の冷たい環境ではさすがに負担が大きすぎます。

数日かけて移行させるくらいに慎重に行いましょう。

水槽の状況によってはグリーンウォーターが薄くなってくる場合があります。

そんな時は他の水槽の飼育水を足す、もしくは液肥を追加して強制的に富栄養素化させます。

窒素・リン・カリウムが入ったおすすめの水草用液肥

水草水槽などでは通常リンを含む液肥はコケの発生原因になりますので使用しない場合が多いですが、わざと富栄養素化させるグリーンウォーターではリンの入っているものの方が良いでしょう。

といってもすでに生体のいる水槽にハイポネックスなどの園芸用液肥は使えませんので、こちらのような水草水槽に使えるものを添加します。

グリーンウォーターが消えてしまわないように様子を見て加減をしながら添加しましょう。

最後に

ここまでのやり方は基本的には屋外で越冬可能なサイズにするための飼育方法です。

例えばこのまま屋内で飼育を続けるのであれば、グリーンウォーターから外部式フィルターなどの濾過装置を用いた通常飼育に切り替えてあげると良いでしょう。

水草水槽にして、その中を悠々と泳ぐメダカを眺めるというのもビオトープとはまた違った趣がありますよ。

その後…

外部式フィルターを接続してこの水槽をそのまま植物育成用水槽にしました。

また、少し過密飼育気味になった他の水槽から熱帯魚を数匹避難させています。

ネオンテトラやラスボラ・エスペイなどの温和な熱帯魚であれば問題なくメダカと混泳させることが可能です。

上層部を泳ぎたがるメダカと、中層帯を泳ぐ熱帯魚でちょうどバランスがとれていますし、お互いにちょっかいを出す様子もありません。

こういう楽しみ方もありかも…です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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