こんにちは!MizukusaNewbieです。
前回は限られた空間に自然の生態系を創作するというビオトープを作るにあたり、その準備に関するお話をしました。
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【初心者向け】ビオトープをはじめよう!その①【準備編】
いよいよシーズン到来!今回はこれからビオトープを始めようかなと思われている方向けに準備するものなどをご紹介します。
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今回は実際にトロ舟を使用してビオトープを立ち上げて行きたいと思います。
果たして冬の間に練っていた構想通りに上手くいくのか。
私自身とても楽しみです。
CONTENTS
今回使用する機材や植物など
トロ舟は60サイズを使用
もっとも重要である容器はトロ舟の60サイズを使用します。
前回お話したようにトロ舟には20から120くらいまで様々な大きさがあります。
自分が設置する場所や、植えたい水草、生体の数などによって大きさを選ぶことになりますが、私の場合はもう一つ並べて置きたいことや、ほかにもメダカの飼育容器も置きますのでこのサイズをチョイスしました。
ちなみに60サイズくらいからグッと深さが増えるので睡蓮などの浮葉植物を植えるにはいい感じかなと思います。
低床には赤玉土の小粒タイプを
これまた前回お話いたしましたが、ビオトープには赤玉土を使用するのが安上がり且つ機能的にも良いでしょう。
赤玉土にも粒サイズがあり私は小粒タイプを愛用しています。
粒が小さいほうが水草を植えやすいですし、何と言っても見た目がキレイです。
赤玉土の種類によっては粒の大きさがバラバラだったり、根っこが入っていたりするものもありますが、私が使用しているこの赤玉土は粒も均一で、根っこ等の混入もなくビオトープには最適です。
ちなみに家の近くの園芸店に置いてあります。
裏山から掘り起こした切り株をメインに
今回のビオトープの構想は昨年この切り株を裏山から掘り起こしたときに何となく浮かんでいました。
早速に池に沈めて、冬の間中アク抜きをしていましたが満を持して登場です。
水景に高さを出すことも出来そうですし、トンネル部分を使ってメダカの休憩場所にすることも出来そうです。
今回の目玉はソラー式噴水装置を使用した滝作り
自然感という意味からすれば人工的な滝をつくるということは真逆のことになるかもしれませんが、どうしても今回は滝を作りたいということでソーラー式噴水装置を購入しました。
こちらの商品を普通に噴水として使用すればこんな感じです。
今回はこれを上手く使用しながら滝を作ってみたいと思います。
植える水生植物は5種類
基本的には切り株と滝、浮葉植物を中心としたシンプルな水景にしたいと思っていますので、種類は少なめにします。
越冬させていた睡蓮とナガバコウホネを植栽します。
昨年はどちらも花を咲かせることが出来ませんでしたので今年こそはとリベンジに燃えます。
抽水植物は高さのでるシマフトイ、広げた葉がクジャクのような姿でボリュームのあるクジャクシダ、裏庭から株分けしたリュウキンカ?のようなものを植栽します。
ちなみにナガバコウホネとシマフトイ以外は我が家で調達したものです。
それでは早速作業開始です
トロ舟に赤玉土を入れ、切り株を設置してみます
球根を植えて隠れるくらいの高さ、約6cmほど赤玉土を入れました。
そして今回の主役の一つ、切り株を仮置きしてみます。
いいですね、だいたい思っていた通りです。
少し水面までの高さが足りないようですので、あとで石でかさ上げしようと思います。
もう一つの主役の滝を作ります
ソーラー式噴水のポンプ部分をプラスチックの容器に入れ、周りを石で囲っていきます。
ノズル部分には代わりに内径10mmのホースを繋げました。
形的には滝とは言えませんがとりあえずチェック用に仮組みをします。
裏山からいい感じの石を拾ってこなくちゃ。
植栽やら諸々仕上げていきます
土留め用の石を隙間に詰めながら、切り株の後面に赤玉土を入れて高さを出していきます。
左側部分にはシマフトイ、真ん中後方にはクジャクシダや杉苔を植栽予定です。
ちなみに竹串は植栽予定の位置決めに使っています。
また球根の植物はどこに植えたかわからなくなるので目印にもなります。
植栽後の全体の様子。
と言ってもまだほとんど分かりませんよね(汗)。
土を崩さないように静かに注水します。
そしてソーラーパネルに接続して動作確認。
いいですねー。
やっぱり水を張るとビオトープって感じが出て涼しげでいいですね。
そしてちゃんとポンプも作動して一安心です。
最後に裏山から調達した苔を乗っけてひとまず立ち上げは完了。
最後に
これで基本的な作業は終わりです。
あとはバクテリアが育ってちゃんとした水が出来るのと、水草が育つのをゆっくりと待つのみです。
生体はメダカを予定していますが、まだまだ気候が落ち着かないこと、水を含めて飼育に適した環境になっていないのでそれまではじっと我慢です。
早く泳ぐところを見たいところですけどね。
ビオトープは完成してそれを眺めるのはもちろんですが、構想を練ったり、こうやって立ち上げていく作業もまた楽しみの1つです。
こんな感じで作業するんだということを参考にしていただきながら自分だけの素敵なビオトープを作ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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