こんにちは!MizukusaNewbieです。
アクアリウムで外部式フィルターといえばエーハイムクラシックシリーズが定番です。
シンプルな造りで堅牢、音も静かで大変評判の良いフィルターです。
その中でもこの2213は45cmから75cmまでの水槽サイズ、約40リットルから114リットルの水量をカバーします。
最もユーザーの多いであろう水槽サイズに適したフィルターということで、ご使用中の方やご検討されている方も多いのではないでしょうか。
今回はこのエーハイム2213を45cm水槽でもなく60cm水槽でもなく、30cmキューブ水槽で使ってみるというお話をレビューと併せてお送りします。
CONTENTS
30cmキューブ水槽にエーハイム2213を使用する理由
何と言っても濾過能力の高さが欲しいから
ココがポイント
ろ過能力が高いということはろ過槽の容量が大きいことと流量が多いことが関係しています。ろ過槽の容量が大きいほど水をキレイにしてくれるバクテリアの棲み処=ろ材を多く入れることが出来ます。そして流量が多いということはそれだけ水槽内の水を短時間でたくさんろ材に通すことが出来るので水がよりキレイになります。
約40リットルから114リットルをカバーするこのエーハイム2213を水量が20リットルそこそこの30cmキューブ水槽で使えば水がキレイにならないはずがないと踏んでいます。
もちろん流量的にはオーバースペックかもしれませんが、それは後程登場する商品を使うことによって克服することができると思っています。
30cmキューブ水槽に対応する外部式フィルターとしては同じエーハイムからも500やクラシック2211といった商品が出ているのですが、ろ過槽の容量、そしていずれ45cm水槽などワンサイズ上の水槽に使用する可能性を考えるとやはりこの2213を使いたいところです。
活着系水草中心のレイアウトにしたいから
これも結局はろ過能力の高さを必要とすることと同一なのですが、今回のこの水槽のコンセプトは”お手入れらくらくかんたん組み立て型水草水槽”です。
というわけで全面に化粧砂を使用してソイルを一切使わず、水草は陰性水草を流木及び石に活着させるだけにしようと思います。
そうすることによってソイルの交換や有茎草のトリミングや差し戻しなどをしなくても良い出来るだけ管理がらくちんな水槽にしたいと考えています。
しかし、水草の中で余分な栄養素をたくさん吸収してくれるのは有茎草をはじめとした陽性水草たちです。
それらを全く使用しないということはそのぶんをろ過フィルターの能力でカバーする必要があります。
これもエーハイム2213を使用する大きな理由の一つです。
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というわけで早速開封していきます
今回私はこのエーハイム2213 70周年記念モデルを購入しましたので、通常では色がグリーンの部分がグレーになっています。
しかしその他の仕様などはすべて通常版と同じとなっています。
ホースやパイプ類がグレーでかっこいいですね。
ホースも十分な長さで初期設置時に足りなくて困ることはありません。
ダブルタップが最初から付いてくるのはありがたいです。
これ単品で購入すると結構高いんですよね。
本体ケースもグレーで私個人としてはこちらのほうが好みですが、エーハイムらしいのはグリーンな気もします。
モーターヘッド部を取るにはこちらのツメを外します。
力を加えなくても軽く外すことができます。
ADAのスーパージェットフィルターに慣れたせいかこれで大丈夫なの?と心配になるくらい軽く感じますがもちろん問題ありません。
モーターヘッド部を外すと本体ケースからろ材コンテナを取り出すことが出来ます。
このコンテナはメンテナンス時にとても便利です。
ろ材やフィルターパッドの清掃、本体ケース内部の清掃ともに大変やり易くなります。
今回購入したのは2213ろ材付きセットですのであらかじめコンテナ内に必要なろ材が同封されています。
上段左からろ材コンテナの蓋、活性炭フィルターパッド、細目フィルターパッド。
下段左からろ材のエーハイムサブストラットプロ、粗目フィルターパッド、リングろ材のエーハイムメックです。
到着してすぐに使用できるのはありがたいですね。
ろ材を軽く洗ってから説明書通りに順番にセッティングしていきます。
もちろん全てを必ず使用する必要はありませんので、使用しながら自分好みにカスタマイズしましょう。
オレンジ色のOリングが溝からずれていないか確認してモーターヘッド部を取り付けます。
ここが上手くいっていないと水漏れやエア噛みの原因になりますよ。
いよいよ接続してみましょう
先ずは吸水パイプから接続していきますが、ご覧のように高さが30cmの水槽では余裕で下につっかえます。
というわけでパイプカッターを使用して長さを調節します。
ところどころに白い目印の点がありますのでちょうど良さそうな場所でカット。
先っちょにストレーナーを装着していざ取付け。
低床すれすれのまさにベストポジションに持ってくることができました。
汚れた水は下部に溜まりますので吸水口はなるべく低い位置に取り付けたいところです。
ホースを接続しキスゴムで固定して吸水側は完了。
ちなみに今回エーハイム2213を30cmキューブ水槽に使用するにあたり、頼みの綱にしていたのがこのリリィパイプ・スピンタイプです。
強すぎる水流を良い感じに弱めてくれるというこの吐出口。
はたしてその効果はいかに。
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ダブルタップも接続し準備完了。
いざ呼び水をして電源オン!
毎度新たに水槽に水を注ぐのは何とも言えない喜びとワクワク感があります。
水位が上まできたところでいざ呼び水開始。
このリリィパイプ・スピンタイプで上手く呼び水出来るか少し不安でしたが、片方を手のひらで塞ぎ、もう片方を口で吸えば難なく呼び水をすることが出来ました。
そしていざ電源をオン!
リリィパイプ内を水がクルクルと回っているのがわかります。
水中に沈めてみました。
ご覧のとおり水面はとても穏やかです。
奥のミクロソリウムがちょうど良い感じに少しだけゆらゆらと揺れています。
もちろん低床の化粧砂が舞い上がるなんてこともなくこれは大成功です。
生体も入れてみましたが、テトラも悠々と泳いでいます。
動作音もとても静かでいいですね。
ADAのジェットフィルターに比べると3分の1程度の音に感じます。
エア噛みもほとんどなくこれなら寝室でも十分使用出来るレベルだと思います。
最後に
という訳で30cmキューブ水槽でエーハイム2213を使ってみよう!という試みは無事に成功しました。
もちろんこの成功の裏にはリリィパイプ・スピンタイプの存在が大きいです。
とにかくワンランク上のフィルターを使用しているという余も言われぬ安心感があります。
熱帯魚を多めに飼育したい、将来もう少し大きいサイズの水槽で使いたいなんてことをお考えの方にとてもおススメですよ。
ご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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