レイアウト制作記 水草水槽

【レイアウト制作記】春をイメージした陽性水草いっぱいのカラフルな敷き分け水槽を作る!【60cm水槽】

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【レイアウト制作記】春をイメージした陽性水草いっぱいのカラフルな敷き分け水槽を作る!【60cm水槽】

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こんにちは!MizukusaNewbieです。

今回のレイアウト制作記は、60cm水槽を使った色彩豊かな敷き分け流木レイアウトです。

育成環境データ

カラフル水槽全景

水槽 ADA・キューブガーデン 60cm規格水槽
照明 ADA・アクアスカイRGBで8時間
CO2 約1秒に3滴
ろ過フィルター エーハイムクラシック・2215
ソイル コトブキ・エナジーソイル・ノーマル
 固形肥料 ADA・ボトムプラス
  液体肥料  トロピカ 茶液
GH 3
PH 6.5
水温 26℃

レイアウトのコンセプト

今回は存在感のある流木をメインに、前面を化粧砂、背面に様々な水草を植栽する敷き分けレイアウトの制作記です。

敷き分けレイアウトの利点は、化粧砂の色合いと相まって全体的に明るい印象の水景を作ることが出来ることです。

自然の川や海に近い様子を再現することも可能でレイアウトの幅が一気に広がります。

水草には赤系や黄色系のカラフルなものを多めにチョイス。

春のような明るく活力に満ち溢れた美しさを目指しました。

敷き分けレイアウトは、植栽する範囲が減ることで同じくトリミングの範囲も減り、長期維持が楽になるという一面もあります。

特に前景草のトリミングが必要無くなることは大きな利点です。

スペースの限られる小型から中型水槽では特にその恩恵に預かることが出来るでしょう。

レイアウトの考え方
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使用する器具

水槽はADAのキューブガーデン

60cm水槽にはADAのキューブガーデンを使用します。

ネイチャーアクリウムという分野を確立した天野尚氏が創立したADAは、水槽関連用品から水草まで大変質の良いものを取扱っています。

見た目にもこだわり、シンプルながらも機能美にあふれた製品は所有する喜びも同時に与えてくれます。

ADAのキューブガーデンは非常に透明度の高いガラスを使用したフレームレス水槽です。

一般的な水槽と比較するとその透明度は一目瞭然。

シリコンの処理もとても丁寧で、美しい水景造りにはおすすめです。

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LED照明はADA・アクアスカイRGB

LED照明は同じくADAのアクアスカイRGBを使用します。

水草水槽に於いて今現在主流なのはLEDを使用した照明で、発熱も少なく消費電力も抑えられて水草の育成にも効果的な理想の照明です。

アクアスカイRGBは非常によく水草が育つLED照明です。

RGB球を使用し、それぞれ赤(R)、緑(G)、青(B)の波長を水草の育成に併せて最適化してあります。

水面に映るRGB球

どちらかというと全体的に緑っぽく感じる色味で、緑の水草はより緑色に、赤い水草はより赤く、熱帯魚の体色もとても鮮やかに魅せてくれます。

ソフトスタートを搭載していて、点灯から少しずつ照度が上がり明るくなっていきます。

外観はシルバーの見た目がとてもクールで高級感も有ります。

機能と美しさを兼ね備えたまさにADAの真骨頂ともいえる製品です。

フィルターはエーハイム・2215

写真は2211と2213

アクアリウムにおいて外部式フィルターといえばエーハイムが定番中の定番です。

その中でもクラシックシリーズはろ過能力、メンテナンス性、コストパフォーマンスのどれをとっても大変優秀です。

今回使用する2215は60cm~90cmまでの水槽をカバーします。

ポピータイプの出水パイプ

60cmであれば一つ下の2213でも十分に機能しますが、より大きい方がろ過能力は高く安心です。

その代わり水流は強くなりますのでレイアウトや飼育する熱帯魚などでは少し気を遣うことも。

そこは出水パイプを変更するなどして対応します。

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レイアウト開始

流木と石を配置する

凹型構図でレイアウトしていきます。

少し大きめのグレーブランチを左右に使用しました。

土台となる平たい大きめの風山石の上に流木を置き、周りにも適宜配置していきます。

角度を調整する為に小さめの風山石を咬まします。

また、ソイルが流れて来ないように隙間にも細かい石を詰めていきます。

だいたいの配置が決まったら、流木を取り出してウィローモスを巻き付けます。

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アヌビアスナナを巻いた石を配置する

石に括り付けたアヌビアスナナ・ゴールデン

レイアウト上の一部になる石に陰性水草を巻き付けて配置します。

アヌビアスナナはゴールデンとプチを選択しました。

ゴールデンはアヌビアスナナの中でもかなり薄い黄緑色をした種類です。

陰性水草ながらとても鮮やかな色彩で、明るい様子を演出できます。

大きさも比較的小型で使い易いです。

一方のナナ・プチは、深く濃い緑色をしたアヌビアスです。

小さい葉と草姿は小型~中型水槽で重宝します。

アヌビアスでも陰影をつけて行きます。

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ミクロソリウムとボルビティス・ヒュディロッティを配置する

ミクロソリウムは本ナローリーフを選択しました。

本ナローリーフはミクロソリウムの中でも最も細い葉を持つ種類です。

細い葉は圧迫感を感じさせず、そこまで主張させたくない今回のレイアウトにもピッタリです。

ミクロソリウム本ナローリーフ

ボルビティス・ヒュディロッティはいかにもシダ然とした佇まいで水草水槽には無くてはならない水草。

有ると無いとでは自然感がかなり変わります。

ボルビティスは少し多めに配置して存在感を出そうと思います。

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前面に化粧砂を敷きます

ADA・ラプラタサンドを使ったレイアウト

化粧砂はADAのラプラタサンドを使用します。

ラプラタサンドは白っぽくて明るい色の化粧砂です。

今回のレイアウトのコンセプトにもマッチしています。

土留めを兼ねて境の部分から敷いていきます。

敷き分けレイアウトで1番気をつけなければならないのはソイルが前面に崩れてくることです。

細かい石と併用しながら隙間が出来ないよう注意します。

化粧砂は出来るだけ薄い方がカッコよく決まります。

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後面にソイルを敷きます

化粧砂を敷き終わったら後面にソイルを敷きます。

使用するのはコトブキ・エナジーソイル・ノーマルタイプ。

かなり高い栄養素を含んだソイルですので、有茎草の多いレイアウトにはおすすめです。

ただしレイアウト初期の富栄養化には注意が必要です。

今回は敷分けレイアウトなので、ソイルの量を稼ぐためなるべく奥に向かって傾斜をつけて敷きました。

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有茎草を植栽していきます

後景草は7種類

ハイグロフィラ・ポリスペルマは後景草の中でも定番中の定番。

美しいライムグリーンから、環境によっては薄いオレンジ色に染まる柔らかな葉が印象的な水草です。

まっ直ぐに成長しますので後景の一番高さを出したい部分、このレイアウトでいえば左の端っこに植えます。

その隣にはロタラ・インディカを植えます。

同じく水面に向かって真っすぐに伸びやすい水草で、美しいピンク色に染まります。

ロタラsp.セイロンの拡大画像

ロタラsp.セイロン

グリーン・ロタラは緑が美しい人気種。

その横はルドウィジア・ニードルリーフです。

赤色の細い葉は他の水草を違う印象を与えてくれます。

成長がゆっくりめなのでこのレイアウトでいう谷の部分に植栽しました。

同じく谷にはセイロン・ロタラを。

黄色っぽい葉をしたロタラの一種ですが、成長が早く、何よりもトリミングに強いです。

ロタラ・マクランドラグリーンの拡大画像

ロタラ・マクランドラグリーン

その特徴から中景やレイアウトの低い位置に使用するのに最適です。

ロタラ・マクランドラは花のような柔らかい印象の葉が特徴的。

環境によってはオレンジやピンクっぽくなったりと、色々な表情を楽しむことが出来ます。

sp.福建省は少し黄色味のかっかったロタラです。

上に向かって直線的に伸びる性質をもっており、後景草に使用するにはもってこいです。

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エキノドルス・アングスティフォリウス

エキノドルス・アングスティフォリウスは長細い葉をもつ有茎草です。

その線のような草姿はレイアウトにあって絶好のアクセントになりますし、水面まで伸ばせば涼し気な印象を与えることも出来ます。

エキノドルスの仲間らしく成長が早く丈夫なので、とても育てやすいです。

ランナーで増えますので、余分なところから出てきても処理しやすいのもメリットです。

ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーンとラミレジィ

ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーン

ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーンは柔らかい細葉が爽やかな水草。

緑色の細葉に沢山気泡を付ける姿は美しいです。

成長が早く丈夫、トリミングにも強いので育てやすい有茎草です。

斜めに伸びる性質があり、後景草の一つ前の繋ぎにはピッタリといえます。

ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーン
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前景には南米ウィローモスを

薄めの風山石に南米ウィローモスを巻き付けて、適宜前景草として配置しました。

南米ウィローモスは三角形の葉が重なるように繁茂しますのでボリュームを出しやすく、前景草代わりにはピッタリのモスです。

活着力は弱く、モスラインなどの溶けることのない糸で括り付けます。

他のモス同様に丈夫で育成は難しくありませんが、堆積物が溜まると調子を崩すため、水換えの際などに吸いとってあげると良いでしょう。

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植栽からの経過観察

植栽直後

照明の照射時間は平均的な8時間です。

CO2は一秒に2滴からはじめています。

有茎草の多いレイアウトですので、繁茂してきたらもう少し添加量を上げていこうと思います。

今回はトロピカの茶液を使用します。

トロピカ茶液

トロピカの茶液

この液体肥料はカリウムをはじめ、水草の成長に必要な微量元素がオールインワンです。

コケの原因となる窒素やリンを含んでいませんのでレイアウト初期にはおすすめです。

時間が経過したら様子を見てそれら三大要素が全て入った緑液に変更するのもよいでしょう。

ちなみに使用方法としては換水ごとに何mlという表記になっていますが、私は毎日少しずつ添加したいのでワンプッシュ1mlのボトルに移し替えて使用しています。

セットから2週間経過

2週間もすれば成長の早い有茎草は水面近くまで到達します。

このタイミングで1回目のトリミングをしました。

密度を濃くするのが目的ですのであまり傾斜は付けないようハサミを入れています。

栄養をよく含んだコトブキ・エナジーソイルを使用していることもあり、水草の成長はとても旺盛です。

バクテリアの定着も少なく、コケ取り生体を入れることも出来ないセット初期は藻類が発生しやすい時期です。

いっぺんにではなく、出来るだけこまめに換水をするとよいでしょう。

セットから1カ月経過

1カ月もすればモスなどの陰性水草も活着してこなれた雰囲気になってきます。

このタイミングで2回目のトリミングを行いました。

ここからは少しずつ傾斜を付けながら谷になるようハサミを入れます。

水質をチェックして問題ないことを確認し生体を入れます。

ヤマトヌマエビは60cm水槽では多めの20匹ほどを投入しました。

熱帯魚も同時に入れていますが、数は少しから始めてバクテリアの定着を促します。

セットから3か月経過

左右の丘がハッキリとしてきました。

とりあえずの完成まではあと一息といったところでしょうか。

ミクロソリウムやアヌビアスも自然な感じに繁茂しています。

レイアウトとして完成した後も陰性水草をじっくりと育てていくことで水景にさらなる深みを得ることが出来ます。

セットから6ヶ月経過

おおよそ当初思い描いていた水景になりました。

この間に水草の勢力図が変わり、ほとんど無くなってしまったものもあります。

植栽位置や植栽量はもう少し熟考の余地があったかなと思います。

今回は比較的急こう配の谷を作りましたが、特に谷の下部は上部の水草が覆いかぶさってしまいますので植栽量に変化をつける必要がありました。

このようにその都度色々な学びがあるのも水草水槽の楽しみでもあります。

生体はラミノーズテトラをはじめカラフルなものを追加しました。

まるで春のような活力にあふれた色彩豊かな水景に寄与してくれています。

最後に

化粧砂を使用した敷き分けレイアウトには水景がパッと明るくなるというメリットがあります。

加えてカラフルな水草を多く植栽することによってより色彩豊かな印象になります。

水草水槽の醍醐味は緑色のみならず赤や黄の色とりどりの美しさを堪能することにもあります。

どうかこの水草レイアウトを参考に素敵な水景を造ってみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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