こんにちは!MizukusaNewbie水草図鑑。
今回ご紹介するのはアヌビアス界のニューカマー、アヌビアス・キリンです。
水景のアクセントに役立ちそうな、特徴のあるギザギザの葉が美しい小型のアヌビアスです。
CONTENTS
育成環境データの一例

| 水槽 | アクロ・スーパークリア30㎝キューブ水槽 |
| 照明 | Chihiros・WRGBⅡPRO30 |
| CO2 | なし |
| ろ過フィルター | エーハイムクラシック・2211 |
| 底砂 | ADA・ラプラタサンド |
| 固形肥料 | ADA・ボトムプラス |
| 液体肥料 | ADA・グリーンブライティ・ニュートラルK |
| ADA・グリーンブライティ・ミネラル | |
| GH | 4 |
| PH | 6.5 |
| 水温 | 25℃ |
アヌビアス キリンについて
ギザギザの葉が特徴のアヌビアス界のニューカマ―

CO2を添加して育てたアヌビアス・キリン
アヌビアスは陰性水草を代表する定番種です。
アフリカ原産のサトイモ科の水草で、様々な種類が存在することからコレクション性も高く人気を集めています。
ミクロソリウムやボルビティス、モス類と併せて上手くレイアウトに取り入れることで自然感をグッと際立たせてくれます。
今回ご紹介するアヌビアス・キリンはごくごく最近流通するようになったアヌビアスの改良品種です。

CO2無添加で育てたアヌビアス・キリン
何と言ってもその特徴はギザギザのウェーブがかかった葉です。
比較的滑らかな葉縁を持つ種類の多いアヌビアスの仲間に有ってその特徴は独特です。
単調な水景のアクセントとして、上手く水景に取り入れたいところです。
サイズはアヌビアスの中でも最小クラス

アヌビアスナナ・プチとコバルトブルーラミレジィ
アヌビアス・キリンはアヌビアスナナ・プチより若干大きいくらいのサイズ感です。
大型の水槽はもちろん小型水槽にも使えるのはとても有難い点です。
それこそボトルアクアリウムなどでも十分に活躍してくれるでしょう。
小さいとは言えその特徴的なギザギザの葉と濃い緑色は存在感があり、良く見栄えがします。
ところどころに群生させると自然感は抜群です。
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CO2は無くても良いが有ったほうがより美しく育つ

CO2添加環境で育てたミクロソリウムやモス
陰性水草を育成する場合、必ずしもCO2は必要ではありません。
アヌビアスナナ・キリンももちろん無添加で育成が可能です。
ただし添加状況下のほうが成長は格段に早くなります。
また、より葉の美しさを引き出すためにはやはりCO2が不可欠です。
せっかくですのでCO2を添加して美しいアヌビアス・キリンを楽しみたいところです。
添加量は陰性水草中心のレイアウトであれば60㎝水槽換算で3秒に1滴ほどで十分でしょう。
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環境の変化で葉が溶けやすい

活着直後のアヌビアス・キリン
アヌビアスは環境の変化によって葉が溶けてしまうことがあります。
アヌビアスに限らず陰性水草全般においてこのような傾向がみられます。
溶けてしまった葉は復活することはありませんので茎に近いところから取り除いてしまいましょう。
茎さえしっかりしていれば再び環境に適した葉を展開し始めますので心配ありません。
強い光量は必要ない

ボトルアクアリウムにもおすすめ
他の陰性水草同様に光量は少なくても大丈夫です。
逆にあまり強すぎる光は成長を妨げたり、コケの原因になるので注意しましょう。
状況にもよりますが、一般的な水草育成用LED照明を6~8時間も照射すれば十分です。
陽性水草と混栽している場合はそちらに時間を合わせれば良いですが、流木の陰になるような箇所に活着させるなどの工夫が必要です。
そのような陰になる部分こそが本来、アヌビアスをはじめとした陰性水草の生育している場所であり最も適した場所です。
肥料は与え過ぎず、ごく微量を心がける

そもそも成長自体が遅い為、栄養をあまり必要としないのが陰性水草です。
むしろ与え過ぎた場合にはコケの発生などの悪影響が及びます。
あくまでも量は少なく、少し足りないかなと思うくらいがちょうど良いです。
陽性水草と混裁する場合はそちら側に合わせた施肥量にすれば良いでしょう。
ほとんど無添加でも育成出来るのが陰性水草であり、ゆっくりじっくりと育てることでその美しさを引き出すことが可能です。
適度な水流と株元の掃除が重要

陰性水草は育成がかんたんとは言いますが、逆に難しい面もあります。
先ずはとてもきれいな水を好むということです。
水換えの基本の週に1度、3分の1を目安にコケの付着具合を見ながら調整します。
株本にゴミや生体の排泄物などが溜まると調子を落とすことがあります。

水換えの際などに一緒に吸い出すなどして常にキレイに保つことを心がけます。
水流もとても大切なポイントです。
キレイな水を適度に当てて、付近によどみが起こらない様に気を付けましょう。
コケが付きやすいので注意が必要

黒髭ゴケの付いたアヌビアス・キリン
成長の遅い陰性水草はどうしてもコケの被害に遭いやすくなります。
前述のように、その原因となるCO2や肥料の過添加は出来る限り抑えたいところです。
特に黒ヒゲゴケが付くと厄介ですので、リンを多く含んでいる熱帯魚の餌の量には気をつけましょう。
とはいえどれだけ気をつけてもコケを完全に抑えるのは困難です。

サイアミーズフライングフォックス
コケは初期の段階であればヤマトヌマエビやオトシンクルスなどが食べてくれます。
サイアミーズフライングフォックスは成長した黒髭ゴケも食べてくれますが、小型水槽ではサイズ的に飼育が難しいなど欠点もあります。
もしも付着してしまった場合、当該の葉は除去してしまったほうが手っ取り早く得策です。
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古い葉は積極的にトリミング

前にも述べたようにコケの付いてしまった葉や古くなった葉はどんどんと除去してしまいましょう。
成長の遅い陰性水草はトリミングするのがなんだかもったいなく感じてしまいますが、そのような葉は水を汚したり結果成長自体を阻害する原因になります。
トリミングすることは新しい葉の展開を促す意味でも重要です。
最終的な仕上がりのことも考えればトリミングすることが1番の近道です。
増やすのは株分けでかんたん

アヌビアスを増やす場合にはしっかりと育った株を茎の途中で切り分けます。
その新しく切り離した株を、再び流木や石に括り付けます。
括り付けたアヌビアスは活着しながら成長していきます。
これをくり返すことでどんどんと株数を増やしていくことが出来ます。
これはボルビティスやミクロソリウムをはじめとした陰性水草全般に共通する株分けの方法です。
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最後に

アヌビアスナナ・キリンはアヌビアスの中では珍しいギザギザのウェーブがかった葉を持ちます。
深くて美しい緑の葉色と相まって、群生させると水景の自然感をグッと高めてくれます。
小さいので小型から大型水槽まで使い勝手も抜群。
人気種ですので流通も多く、手に入れるのは比較的容易です。
是非レイアウトに取り入れてこの美しさを味わってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!