こんにちは!MizukusaNewbieです。
最近ではすっかり定番の趣味になったメダカの飼育。
これがほんとにメダカなの?と驚くような美しい種類がどんどん作出されています。
ビオトープや睡蓮鉢などにほんの数匹メダカがいるだけでぐっと魅力的になりますし、水槽で飼育しても熱帯魚に決して劣りません。
今回はそんな美しくて可愛らしい私のおすすめするメダカの種類をご紹介します。
CONTENTS
ビオトープや睡蓮鉢におすすめのメダカの種類
上見のメダカが適している
メダカは基本的に上から鑑賞する”上見(うわみ)”が基本です。
ところがここ数年のブームによって品種改良が進み、多種多様なメダカが作出されました。
その結果上身だけでなく、横から鑑賞する”横見”に適したメダカが多く誕生しています。
例えば通常の体形の他に、”ヒカリ体形”とよばれるメダカがあります。
これは尾びれがひし形になって、背びれと尻びれが同じような形になるメダカのことです。
上見はもちろん横見もとても魅力的な姿です。
また”だるま体形”とよばれるずんぐりとした体形のメダカも。
ロングフィンとよばれるメダカは長くたなびくような尾びれを持った種類で、こちらも横見にも適しています。
ビオトープではどの種類でも飼育可能ですが、基本的に上見しか出来ないことから考えると通常タイプで十分でしょう。
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色や柄がはっきりとしたタイプが目立ってよい
ビオトープには植物など他にも鑑賞する対象がありますので、色や柄が地味な種類ではどうしても目立たなくなってしまいます。
逆に言えば色や柄のはっきりとしているメダカならほんの数匹でも十分にワンポイントになることが出来ます。
体外光とよばれるまるでまばゆい光を放っているようなメダカや、鮮やかな赤色のメダカなどを選択するとよいでしょう。
そのような種類は固定率がよい傾向にありますので、もし繁殖を狙うという際にも有利です。
固定率とは
同じ品種の親メダカ同士で繁殖させたときに子供のメダカが親と同じ特徴を引き継ぐ確率を固定率と言います。
改良メダカのなかでも固定品種としての歴史が長いものや、色や柄などが単純なものは固定率が良く、比較的新しい品種や三色系の複雑な柄を持つメダカは固定率が低い傾向にあります。
固定率の低いメダカは本格的にメダカの繁殖を狙う場合以外はあまりおすすめしません。
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水槽飼育におすすめのメダカの種類
横から楽しむことを考えると体形やヒレの長さなどにこだわりたい
水槽で飼育する場合、たいていが個体を横から鑑賞することになります。
ですので前述のように体形やヒレの長さ・色に特徴のある種類を選択すると良いでしょう。
ちなみに三色メダカを横から見ても上見のようにきれいには模様は見えません。
上のメダカはドラゴンブルーというヒカリ体形のメダカです。
ブルーに輝くヒレが美しく涼しげです。
水槽飼育で上から鑑賞することも出来る
例えばわざと水量を少なくして、上から鑑賞する水槽にしてしまうのも手です。
このように滝を作ることができるフィルターなどを使い、室内にビオトープの様な環境をつくることも出来ます。
上からでも横からでも楽しむことが出来て実はお得な方法かもしれません。
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メダカの購入方法について
メダカを購入するには店舗もしくはネットを利用する場合が多いと思います。
最近のブームからか道の駅や鯉の競り市に出品されているなんてこともあります。
店舗は直接自分の目で色や柄、形などを確かめてから購入することが出来るのが最大のメリットでしょう。
雌雄を指定することも出来ます。
デメリットといえばその店に欲しいメダカがあるか、必要な匹数が揃うかどうかわからないという点です。
逆にネットショップでは欲しいメダカを欲しいだけ購入することが出来やすいです。
ただし現物を確認することは出来ませんし、ペアで購入しない限り雌雄の指定も難しいです。
ちなみに郵送で大丈夫なのかと思われるかもしれませんが、しっかりしたショップは保冷剤やカイロなどで温度を調節してくれますし以外と平気です。
死着補償があったり、少し数を多めに入れてくれたりもしますので安心して購入できます。
私がおすすめするメダカたち
幹之メダカ
改良メダカと言えば真っ先に名前が出るメダカが”幹之(みゆき)メダカ”です。
このメダカが作出されたことから昨今のメダカブームが始まったといっても良い代表的な品種です。
体外光とよばれる、体表に伸びるタイプの美しい光が特徴。
その光の伸び具合から、弱光や強光、鉄仮面(フルボディ)などの名称に分類されます。
やはり最高峰なのは頭の先から尾にかけて見事に光の伸びる鉄仮面(フルボディ)です。
その姿はビオトープや睡蓮鉢の中にあって抜群の存在感を見せます。
代表種だけあって流通も多く、価格も比較的求めやすくなっています。
固定率が良いので鉄仮面同士を掛け合わせた場合かなりの確率で同じメダカが産まれるのも高ポイント。
光の色具合によって青幹之と白幹之に分かれますので好みで選択すると良いでしょう。
色々なメダカを飼育してみてもやはり最終的には幹之に戻ってくる、そんな最強のメダカです。
ドラゴンブルー
こちらは横見におススメのドラゴンブルー。
ヒカリ体形に、青く輝く美しいヒレが特徴のメダカです。
派生品種としてヒレが長い種類もあります。
上から見るとほとんど幹之メダカと変わりありませんので、ビオトープでも存在感は抜群。
水槽飼育でもどちらでも楽しめるお得なメダカであると言えます。
固定率という面では、きれいなヒレの形が出るかどうかを加味すると若干低くなります。
ただし背中の体外光はわりとしっかり引き継いでくれる傾向にあります。
楊貴妃メダカ
こちらも幹之メダカと並ぶ改良メダカの代表種です。
もともとメダカは赤色の色素を持っていません。
それを他の色素を濃くしたり組み合わせを変えたりしながら赤く見せているのが楊貴妃をはじめとした赤系のメダカたちです。
メダカには保護色がありますので、もし更に赤色を濃くしたいと思えば黒めの容器で飼育するのが良いでしょう。
ビオトープではどちらかというと色の暗い容器を使用することが多いのでまさにピッタリと言えます。
楊貴妃メダカも固定率が高いので繁殖を狙う場合にも最適なメダカです。
その鮮やかな赤色はビオトープの中にあって抜群の存在感と彩りを与えてくれるでしょう。
夜桜メダカ
こちらのメダカは背中にラメが入っているのが特徴です。
メダカにラメがのるなんてこと自体とても驚きですが、キラキラと輝く光が散りばめられたその姿はうっとりするほど美しいです。
体は青みのかかった黒色で頭はピンクもしくは柿色を呈します。
まるで夜に咲いている満開の桜のような姿からこの名前が付けられました。
ビオトープにあってもその美しさから存在感は抜群です。
固定率も悪くないので繁殖にも向いています。
流通が多いので入手も比較的容易。
ちょっと変わったメダカが欲しいときにとてもおススメの品種です。
鱗光メダカ
幹之メダカと同じく背中に伸びる体外光が特徴のメダカです。
体外光はメダカの持つ虹色色素によるもので、どちらかというと背中に色を塗りつぶしたような見え方をします。
この鱗光メダカはさらに鱗1枚1枚が独立して光るのでまた違った趣になります。
幹之メダカもよいけれど人とは少し違った品種を育ててみたいなと思われる方におすすめです。
ちなみに体外光をきれいに伸ばすには白っぽい容器が良いとされます。
固定率が良いですので繁殖を狙う場合も問題ありません。
実店舗では少し入手しづらいかもしれませんがネットなどを利用して是非育ててみて頂きたい品種です。
三色系メダカ
ビオトープに最も合うメダカと言えばこの三色メダカかもしれません。
赤・黒・白の体色はまるで錦鯉のようでとても美しいです。
スイレンをはじめとした水生植物との相性も抜群。
ただし三色系メダカの難点は固定率がかなり低いことです。
特徴の良く出た親魚から生まれたとしても同じような体色をみせる仔魚の出現率は低いです。
本格的に繁殖を狙うならば良いですが、そうでなければ比較的高価にはなりますが特徴の良く出た成魚を購入したほうが良いでしょう。
最初に固定率の悪いメダカはおすすめしないと言っていることに矛盾してはいますが、そこをあえておススメしたいとても素敵なメダカです。
ちなみに特徴として朱赤がきれいに出やすい透明鱗三色メダカと白がはっきりとしている非透明鱗三色メダカに分かれます。
さらにはそれらにラメの乗ったもの、体外光をもつものなど多種に渡ります。
上記の画像は雲州三色メダカという種類で非透明鱗メダカの仲間です。
最後に
こちらでご紹介したメダカはどれも美しいメダカたちばかりです。
メダカの特徴として対応水温が0℃~40℃くらいまでと幅広い、水質の悪化に比較的強いという点があります。
それはビオトープにおいても水槽飼育においても非常にありがたい点です。
入門者からベテランまでみんなが楽しめるのがメダカ飼育。
是非お気に入りのメダカを見つけて楽しんでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!