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【水草水槽】小型水槽のみ4台のラインアップってどうなの?

2021年2月4日

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【水草水槽】小型水槽のみ4台のラインアップってどうなの?

2021年2月4日

こんにちは!MizukusaNewbie です。

私が現在維持管理している水槽は、25cm、30cm、45cmの各水槽とボトルアクアリウムが1つの計4本の水槽です。

いわゆる小型水槽の部類に入るものばかりです。

とりあえず慣れるまでは小型からと思っていたらいつのまにか数だけ増えていたという感じです。

今回はタイトルにもあるようにこのラインナップで現状満足している点、不満な点等を挙げていきたいと思います。

満足している点

小さいので場所を取らない

どこにでも置けるのも魅力

小型水槽の利点はこれにつきると思います

一つ一つが小さいので場所をとらず、設置するスペースが限られていても水草水槽を楽しむことが出来ます

私は管理の都合上すべて同じ部屋で管理をしていますが、レイアウト的に落ち着いたら各部屋に移そうと思っています。

一つは玄関、一つはダイニング、一つは寝室、一つは事務所になんて感じに置けたらいいなと思います。

出窓なんかのスペースにも軽いので気兼ねなく設置出来そうです。

移動が比較的容易である

下が丸くて持ち易いボトルアクアリウム

お掃除なんかで水槽が邪魔になったときなど、小型水槽であれば重量が軽いので比較的楽に移動させることが出来ます

ちょっと粗相をして水槽の周りをきれいにしたいなんてシチュエーションも結構あるものです。

この前は水抜き用のホースの先をうっかりバケツの外側にクリップしてしまい、気づいたら床一面水浸しなんてことをやらかしたのですが、そんなときはやはり水槽を移動しないと掃除ができません。

こんなうっかりミスをするのは私だけかもしれませんが小型水槽で良かったと思った瞬間です。

とは言え25cm水槽でも水が満タンの状態では本体重量を含めて10kgは超えてきますのでそれなりに重いです。

持って持てないことはありませんがやはり粗相につながりかねませんし、水槽本体にも負担がかかるので移動は水換え時やある程度抜いてからをお勧めします。

水草の管理やメンテナンスが楽である

ちょっとした重労働になる水換え

水槽が小さい分水草や素材等が少なく、状態の良し悪しの判断や苔の除去、フィルターの掃除等が比較的楽に行えます。

水換えの際は古い水をバケツに入れて捨てに行くことになりますが、小型で水量が少ないので私の場合は4つの水槽で10リットルのバケツ2杯分弱です。

例えば60cm水槽の場合、フルに60リットル(あり得ませんが)入っていたとして1/3の水換えをしたらそれだけでバケツ2杯分になります。

また不足分の新しい水も同量になりますので、それなりに力を使います。

小型であれば女性やお年寄りでもわりと楽に水換えできるのではないでしょうか。

手軽に色々な水景を楽しむことができる

気泡をつけるミリオフィラム・マトグロッセンセグリーン

水草を育てていると様々な欲求との闘いになります(笑)

こんな水景を作ってみたい、この水草を育ててみたい等々あとから湧いてくる湧いてくる。

しかし一つの水槽ではそれを叶えることは難しいです。

水景は無論のこと、水草も何でもかんでも植栽したらレイアウトコンセプトが崩れてしまいますし、あまり上品とは言えません。

その点水槽が何点かあればその水槽ごとにコンセプトを分けたり、色々な種類の水草を植えることが出来ます。

私の場合、3つの水槽で前景草をそれぞれグロッソスティグマショートヘアーグラスキューバパールグラスに分けて植栽していますがこのようなことが出来るのも水槽の数があるからこそ。

育成の勉強という意味でも同時進行できることは大きなメリットになっています。

初期費用を抑えることができる

低価格でも十分なクオリティのGEX製30cm規格水槽

小型水槽であればとても安価で始めることができます

私が使っているGEX製の30cm規格水槽もこの価格でこのキレイさなら初心者の私には十分です。

水槽が小さければそれに付随する設備も小さく安価になります。

濾過装置、照明器具、ヒーター等大きくなればなるほど高価になるのは必然です。

もちろん小型であってもそれぞれ高性能であったり、高級ブランドで揃えたりすればそれなりに費用がかかりますが、とりあえず初めてみるか程度であればネットで検索すれば安価で必要最低限のものはいくつでもあります

最終的にやっぱり自分には合わないなと思っても負担になりません。

しかし、小型といっても私のように数をそろえると結局はそれなりの出費となります。

小型であろうが中型大型であろうが必要な設備の数は同じです。

そこらへんは費用や置き場所などをよくよく考慮して考えていただければいいのかなと思います。

満足していない点

レイアウトが限られてしまう

小型水槽なので当然幅も奥行きも高さもすべてが小さくなります。

ですのでどうしてもできるレイアウトも限られてきます

私がしたい45cm水槽の凹型構図はスペース的にはギリギリです。

30cm水槽の三角構図も結構厳しくもう少し余裕があればなぁと思うことも少なくありません。

25cm水槽については構図といったものは最早考えていません。

前景草のみを使用すれば岩組レイアウトっぽくすることは出来そうですが。

植栽できる水草が限られる

特に後景向けの大きめ水草にはきついですね。

45cm水槽でルドウィジアインクリナータキューバを植栽していましたが、この水草の草姿と水槽のサイズとの縮尺が合わず結局断念しました。

とてもきれいなオレンジ色の優雅な水草でしたので残念でしたが。

25cm水槽にはルドウィジアレペンスルビンを植えていますが、本来であればどう考えても大きすぎてミスマッチです。

ですが育ててみたいので無理やり植えています。

例えば草のグロッソスティグマですがこれも25cmや30cm水槽には全体から見た縮尺といった点では葉が大きいかなと思います。

ショートヘアーグラスやキューバパールグラスはしっかりとこれらの水槽に収まっていますが育成という観点ではグロッソスティグマのほうが楽ですので、最初の水槽でグロッソを前景草として植栽するとなれば45cm以上がおすすめです。

トリミングの頻度が増える

水槽のサイズは変わっても、水草自体の大きさは変わりません。

ですので特に高さが無い小型水槽ではトリミングのタイミングが早く来ます

特に成長の早い中景草ではあっという間にきます。

私が中景として使用しているラージパールグラス、ミリオフィラムマトグロッセンセグリーンは特に成長が早く、すぐに後景草と同じ高さになってしまいます。

トリミングが苦にならない方にとっては大した問題ではないかもしれませんが、トリミングカスの除去等含めるとそれなりに時間を費やすことになります。

その時間×水槽の数ということになりますのでトリミングの頻度が増えることは水槽の複数持ちのデメリットの大きなものの一つであろうかと思います。

せまくてトリミングしづらい

これは結構困ります。

せまくて上手くハサミを入れられない箇所が出てきます

腕ごと水中に入れたくても30cmではきついです。

バックスクリーンを剥がして裏から見ながらトリミングするだとか手段がないわけでもないのですが、いちいちトリミングの度にスクリーンを剥がすのもどうかと。

利き手と逆でなんて場面も当然ありますし、小さいトリミングバサミは必須ですね。

管理を一元化できない

シリンダーを使った液肥の添加

これは複数の水槽を維持している場合ですが、それぞれの水槽の状態を個別に見極め管理しなければなりません

これについては良い点で挙げた管理やメンテナンスが楽であるという点と多少矛盾することになります。

使用している水槽の環境、使用する低床、水草の種類、岩や流木等の素材、飼育している生体の数などで一つ一つの水槽はそれぞれ状態が違います

苔気味の水槽もあれば状態の良い水槽もあります。

そしてその状態は割とコロコロと変わります。

ですのでその水槽ごとに水換えの頻度であったり、液肥などの量であったり、CO2の添加量であったりを変えなければなりません

これは小型でも中型でも大差ないことだと思います。

この管理も”×水槽数”になりますので、そういった管理が煩わしければ、大きめの水槽を一個ドーンのほうが楽かも知れません。

小さくても必要な設備は同じ

安価に済ます為に発酵式のco2添加という手もあります

良い点の中で設備の初期費用が安くつくというお話をしましたが、安くても必要な設備点数は同じです。

水槽、フィルター、照明、CO2添加装置、冬ならヒーター、夏ならクーラー等小さくても要るものは要ります。

やはりその"設備×水槽数"になりますので、大きめ水槽一個ドーンのほうが結局安上がりかもしれません。

そしてそれぞれ電源を使うものがほとんどですから、1つの部屋で4つを管理している私の部屋はコンセントがそれらで埋まってしまっています(汗)

そういったことも加味しなければなりません。

発酵式co2
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まとめ

気泡をつけるキューバパールグラス

以上が私が小型水槽を4つ維持管理している上で満足している点とそうではない点になります。

メリットもデメリットもそれぞれ同様にあるわけですが、私の場合は結局は楽しくてメリットのほうが勝ってしまいますし、何ならもっと増やしたい欲すら湧いてくる始末。

いろいろな水草が育ってそれぞれの水景が徐々に出来ていく喜び、それを眺めながら一杯なんていう至福の時間も味わえます

やはりいつかは大きな水槽にチャレンジしたいという意欲がさらに増しています。

その取っ掛かりとして先ずは小型水槽で水草水槽はどんなものか試してみるってのも大いにありだと思います。

もちろん色々な面で余裕のある方は60cm水槽から始められたほうがベストかもしれません。

これから水草水槽を始めてみようかなとご興味をお持ちの方の少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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