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GEX・メガパワー2045を使ってみた【小型水槽向け外部式フィルター】

2021年6月1日

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GEX・メガパワー2045を使ってみた【小型水槽向け外部式フィルター】

2021年6月1日

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こんにちは!MizukusaNewbieです。

今回はGEXより発売されています小型水槽向けの外部式フィルター”メガパワー2045”をレビューしたいと思います。

この製品は20cmから45cmまでの水槽に対応しています。

開封してみましょう

上段にはプチプチにくるまれたモーター部。

下段には本体とホース類。

きらきらシルバーの蓋にはロゴと製品名がプリントしてあります。

シンプルでかっこいい。

サイズ感を見るために30cm規格水槽の横に仮置きしてみました。

小型水槽用ということもあって本体が小さく転倒などが心配ですが、蓋及び台座が正方形なので思ったよりしっかり安定します。

横置きですとさらに安定感が増します。

このように縦でも横でも設置できる自由度は水中モーターを使用しているからこそでしょう。

本体内部に入っていた付属品。

ウールマット、スポンジマット、クリーンバイオリング-N×3袋、メガバイオカーボン。

モーター部とパイプ類。

今回はシャワーパイプではなく拡散吐出口を使用する予定です。

ちなみに付属のホースは本体を水槽台の下に置く場合には若干短めなので注意が必要です。

ろ材を入れて設置していきます

取扱説明書に従ってスポンジマットやろ材等をセッティングしていきます。

今回は吸着ろ材である”メガバイオカーボン”は特に必要ないので入れていません。

このようなカーボンろ材は水の汚れや色などを吸着してくれる効果があり、特に流木から出るアクなどで水が黄色っぽくなった時に威力を発揮します。

水槽立ち上げ初期など、流木のアクが気になる場合はお使いになれば良いと思います。

私はその代わりに生物ろ材の”クリーンバイオリング”を多めに入れています。

付属品としては3袋ですが容量的にはあと2袋追加の計5袋を入れることが出来ました。

やはり外部式フィルターを使う最大の目的は如何に生物ろ過の効果を出すかだと思います。

そういう点でも生物ろ材は少し多めに入れておきたいところです。

水中モーター部は大きめで、30センチ規格水槽ではかなりの存在感です。

キスゴムを使用して背面にも横面にも設置可能ですが、いずれにせよ目立つことは必至です。

ちなみ外掛け式の”GEXスリムフィルターS”のモーター部と比較してみました。

左がメガパワー2045、右がスリムフィルター

ご覧のように約1.5倍ほどの差があります。

30cmキューブ水槽であればそれなりの奥行きがあるのでさほど気にならないかもしれませんが、それ以下のサイズの水槽ではレイアウトを含めて設置場所を考える必要が出てくるでしょう。

今回使用した拡散吐出口ですが、付属のクリップ付きキスゴムのみではしっかり固定できずグラグラします。

余程の力が掛からないかぎり外れるようなことは無さそうですが少し不安な点かもしれません。

ホース部を固定出来ればかなり安定するようになります。

今回は余っていたキスゴムで応急処置的に固定。

実際に使用してみての感想

音はほぼ無音

水中モーターなのでほぼほぼ無音に近い静かさです。

ただし照明の足などが吸水側のパイプに触れると共鳴音は発生します。

そこさえ気を付ければ音に関しては特に気にすることはないでしょう。

水中モーターはどうしても水景の邪魔になりますので水草水槽的には痛手ですが、モーターの存在が気にならない方、気にならないような使用をされる方にはとても良いメリットだと思います。

ちなみに”GEXスリムフィルター”シリーズはプラスティック部が水槽に接する面積が多いがために共鳴音がわりと出やすく、出ないポイントを探すのに苦労することがあります。

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一方の”メガパワー2045”はモーター部をキスゴムで固定する仕様ですのでそれが功を奏しているようです。

水流は30cm規格水槽にはちょうど良い

吸水側に付いているこちらのつまみで流量を調節することが出来ます。

ちなみにMaxにしても水槽内が洗濯機のようになることはなく、30cm水槽にはちょうど良い感じの水流だと思います。

20cmから45cm水槽までの対応サイズとしてはありますが、水草水槽で使用するには45cm水槽では流量的には少し心許ない気がします。

そもそもろ過槽の容量が1リットルほどですし、濾過能力的にはもうワンランク上のフィルターを使用したほうが安心な気がします。

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明らかに水がピカピカになる抜群のろ過能力

30cm規格水槽での使用で言えば抜群のろ過能力と言っていいでしょう。

”スリムフィルターS”を使用している時と比べると明らかに水がピカピカになりました。

違いは確実に見た目からも実感出来るレベルです。

さらにこちらにしてからコケが無くなる、あるいはかなり減少してくるといううれしい効果も。

ろ材容量の違いはやはり結果として顕著に現れます。

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メンテナンスがしやすい

リングろ材なども定期的にキレイにしましょう

黒味のかかった半透明の本体はろ材の汚れ、ウールマットの汚れをしっかりと確認することが出来ます。

生物ろ材に関してはそこまで洗浄する頻度は多くないと思いますが、スポンジフィルターウールマットなどの物理ろ過材は汚れたらマメにきれいにしたいところです。

気になったら水換えのタイミングなどで上部の蓋を外して取り出し、掃除または交換をします。

もちろんいきなり蓋を取れば水が溢れてしまいますので電源を切る、中の水を抜くなどの下準備は忘れずに。

再始動も呼び水要らずでかんたんです。

呼び水が不要なのも水中モーターを使用している”メガパワー2045”の利点の1つでしょう。

呼び水とは

モーターが水中ではなくフィルター本体に付いている外部式フィルターでは、サイフォンの原理を利用して、ある程度水をろ過槽に溜めてから運転を開始する必要があります。

その際、口あるいは専用の器具でホースを吸うなどのひと手間をかける必要があります。

付属のホースは短い&内径8mmで拡張性に若干の難あり

内径8mm・長さ60cmが2本付属

付属のホースはわりと短かめなので、水槽台にもよりますが下部に設置したい場合はちょっと厳しいかもしれません。

その場合は別途ホースを追加購入する必要がありそうです。

また、例えばこういった”スピンタイプ”のような付属のシャワーパイプや拡散吐出口以外を使用したい場合。

内径9mmの製品はあっても、内径8mmのものを発見することは出来ませんでした。

9mm用でもホースバンド等を利用して使用することは出来なくもなさそうですが、それが水漏れなどに繋がるかもしれませんしはたして微妙なところではあります。

そいう意味では拡張性には若干乏しいのかもしれません。

まとめ

ここまで”GEX・メガパワー2045”をレビューしてきました。

私としては30センチ規格水槽以下にはベストマッチの外部式フィルターであると思います。

モーター部が大きいなど水草水槽で使用するには多少残念なところもありますが、それを補って余りあるメリットがあります。

一番はやはりろ過能力の高さでしょう。

それに付随して様々な相乗効果が期待できます。

外掛け式や投げ込み式のフィルターに比べれば少し高価ですし、外部式ということでとっつきにくい部分もあるかもしれませんが、元気に育つ水草や熱帯魚を眺めれば買って良かった!と思える製品です。

ご検討中の皆様の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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