こんにちは、mizukusanewbieです!
さて、今回はGEXから発売されていますエアーポンプ、サイレントフォース2500sを購入しましたのでレビューしてみたいと思います。
というのも今現在私が使用しているGEX e-air1500の振動と音がどうも気になるからなのです。
ちなみにエアーの吐出量はそこまで落ちてきた感覚はありません。
まぁエアーポンプはいくつあっても困ることはありませんし、評判も上々なようなのでついポチっとしてしまいました。
という訳で今現在稼働中の2つのエアーポンプと比較しながらサイレントフォース2500sをレビューしたいと思います。
CONTENTS
その前に夜間エアレーションについて
エアレーションは何故必要なのか
エアーポンプなどを使用し水槽内に酸素を供給することをエアレーションといいます。
日光があたったりLEDなどの照明を使用している間は水草が光合成により水槽内に酸素を供給してくれますが、逆に光合成をしていないときは酸素を消費しています。
そして魚などの生体も酸素を消費しますので水槽内が酸素不足になる可能性があります。
それを補うために強制的にエアレーションをします。
夜間エアレーションとは
”夜間”エアレーションと言いますがけして夜の間という意味ではなく、照明を使用していない間の時間という意味になります。例えば12時から19時までの7時間が照明を点灯している時間であれば、その他の時間は夜間となります。
エアレーションの方法
エアレーションをするにはエアーポンプを使用するのが最もわかりやすい例だと思いますが、その他フローパイプなどで水面を揺らしてあげるという方法もあります。
エアレーションをして酸素を供給するというと、あのブクブクから直接酸素が水槽内に溶け込んでいる気がしますが実はその割合はそう多くありません。
それよりも酸素は水面が揺れることによって大気中の酸素を取り込む量のほうが圧倒的に多いのです。
もっと詳しく
屋外のビオトープに室内水槽よりもエアレーションが必要ではない場合が多いのは自然に風などで水面が揺れて酸素がしっかり供給されているからです。
エアレーションの効果について
水面が揺れていれば酸素は供給されることは前述しましたが、私はやはりエアーポンプを使用して夜間エアレーションをしたほうが良いと感じます。
その理由は以下の点です。
水の透明度が上がった
私も最初はフィルターからの水流で十分だと思っていましたが、エアーポンプを使用して夜間エアレーションを始めてから水槽内の透明度がいっきに上がりました。
水をキレイにしてくれるのは水槽内や濾材に棲むバクテリアです。
水草や生体と同じようにバクテリアも酸素を消費しますので、酸素が不足すればバクテリアの活動が鈍ります。
そうなると水が汚れたり、水面に油膜が発生したりします。
自分では一見キレイだと思っていた水がさらに一段透明度が上がったときは本当にびっくりしました。
そして油膜が発生したとしてもブクブクが弾き飛ばしてくれるので良いことづくめです。
水草が元気になった
夜間エアレーションをするようになってから、水草が元気になりました。
緑色はより鮮やかに、赤系の水草の発色も良く出ています。
そして成長スピードも上がりました。
水草自体にも酸素がよく供給されていることもあるでしょうし、バクテリアのおかげで水がキレイなったことも関係していると思われますが、水草水槽である以上水草が元気で美しいことはこれ以上ない喜びです。
以上の理由からやはりMizukusaNewbie的には夜間エアレーションをされることをお勧めします。
それぞれのエアーポンプのスペックなど
GEX サイレントフォース2500S
水深50cm以下、幅120cm以下の水槽に対応、吐出量2.5L/分と60センチ水槽には十分なスペックです。
さらに詳しくはこちらから公式サイトをご覧ください。
とにかく騒音が同社製のエアーポンプ比で20%削減というのがウリのようです。
寝室に設置する場合もあるでしょうし、なんにせよ静かなことに越したことはありません。
ただ少し気になるのはサイズが大きいことと形が丸いこと。
という訳で早速設置してみました。
ろ過フィルターも丸いですし、その他小物類も丸いので違和感ないですね。
大きさも思ったより気になりません。
ちなみに本来は水槽より高いところに設置してくださいと説明書にも書かれていますが、スペースの問題で私は水槽下部に設置しています。
GEX e‐AIR 2000SB
水深50cm未満、幅120cm水槽以下の水槽に対応、吐出量は約0.5〜1.5L/分(エアー強弱調整ダイヤル付)となっています。
詳しくはこちらから。
このエアーポンプの良いところは吐出量を0.5から1.5Lの間で調節できることです。
最小にすれば30㎝などの小型水槽にも使用することができます。
もちろんエアーホースにバルブを繋げて調節することは可能なわけですが、これはその手間を省くことが出来ますのでなにげに便利です。
GEX e‐AIR 1000SB
水深35cm未満、幅45cm水槽以下の水槽に対応、吐出量は約0.8L/分(50Hz)/約0.6L/分(60Hz)となっています。
詳しくはこちらで。
このエアーポンプはセット水槽などにも付属品として入っていたりしますので、お持ちの方やすでに使用している方もいらっしゃることと思います。
GEX製のエアーポンプでは一番小さなものになります。
それでも30センチ水槽に使用すれば十分に水面を揺らしてくれます。
実際に60センチ水槽を使って比較してみます
その前に各エアーポンプのサイズを比較してみましょう。
方眼は5cmです。
こうやってみるとサイレントフォース2500sの大きさが際立ちます。
ただし重量はどれもそんなに重くないので壁掛けなどの使用などでも特に気にすることはなさそうです。
最初はe-AIR1000sb。
正直これでは伝わらないかもしれませんが、辛うじて水面を揺らすことはできているという感じです。
次はe-AIR2000sbを吐出量最大で。
写真にするとホントに伝えにくいです汗
ブクブクの量も多く、水面をしっかり揺らしてくれています。
60㎝水槽であればちょうど良さそうです。
最後はサイレントフォース2500s。
ブクブクの量はあまり変わりませんが一粒一粒が大きくなりました。
それに伴って水面を揺らす力も増えた印象です。
しかしe-AIR2000sbから1リットル分の吐出量が増えているはずなのですが、そこまでの違いは感じませんでした。
機械ものなどで個体差もあるでしょうし、なんにせよ60㎝水槽の水面を揺らすには十分な力があると思います。
そしてやはり本体から出る音が小さくてびっくりしました。
本体の振動も他の2機種と違ってほぼ感じません。
これなら何かに触れて共鳴音が出るということもなさそうです。
本体の大きさを犠牲にして音の低減や振動低減に振っているだけのことはありますね。
これなら寝室での使用も気にならないレベルと言えそうです。
ちなみに単純に音の大きさを比較すると、
e-AIR1000sb > e-AIR2000sb >> サイレントフォース2500sというくらい差を感じました。
最後に
今まで使用していたエアーポンプも特に機能的には不都合を感じていませんでした。
しかしサイレントフォース2500sを購入して単純にその音の静かさには驚かされました。
思ったよりはパワーが無い感じですが、60㎝水槽では十分に水面を揺らしてくれますし、逆にこれ以上強いと水の水槽外への飛散が心配になりますので私はこれくらいがちょうど良いのかなと思っています。
90㎝以上の水槽の方や、もっとパワーが欲しい方、分岐させて複数の水槽に使用される方にはもう一つ上の3500sという選択肢もあります。
逆にそんなにパワーはいらないよという方にはもう一つ下の2000sでも良いでしょう。
とにかく私的にはこのサイレントフォース2500sは非常に良い買い物だったと思っています。
これからエアーポンプの購入をご検討の方の参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!