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ネイチャーアクアリウムに挑戦④~絶不調から試行錯誤でなんとか盛り返す・前編~【初心者の水草水槽】

2022年2月4日

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ネイチャーアクアリウムに挑戦④~絶不調から試行錯誤でなんとか盛り返す・前編~【初心者の水草水槽】

2022年2月4日

こんにちは!MizukusaNewbieです。

初心者の私がネイチャーアクアリウムに挑戦するこのシリーズ第4回目。

何気に前回の更新からかなりの時間が経ってしまいました。

というのもとにかくこの水槽が絶不調に陥ってしまったからです。

何が何だかよくわからないままモチベーションも低下し、一時はリセットも考えたほどでしたが、とにかく粘りの一手ということで試行錯誤した結果なんとか徐々に盛り返してきました。

今回はその経過についてお話していきたいと思います。

前回の記事
ネイチャーアクアリウムに挑戦③~立ち上げから3か月を乗り越える編~【初心者の水草水槽】

60cm水槽で初めてのネイチャーアクアリウムに挑戦!第3回目の今回は熱帯魚の追加やフィルター濾材の交換の他、立ち上げ当初の不安定な時期を乗り越えて気付いたことなどをお話します!

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立ち上げから約4ヵ月が経ちモスを中心に調子が悪くなってきた

前回の記事ではこんな感じでモスたちがこれでもかというぐらいに繁茂していました。

また、ミクロソリウムやボルビティスなどもそれなりに少しずつ育っていました。

そろそろモスもトリミングの時期だなということでこのように全体的にカット。

と、ここまでは順調だったわけです。

しかしこの後モスの新芽が出てこないという状態に陥りました。

そればかりか全体的に茶色っぽくなり枯れてしまったようなところも。

そこまで短くトリミングをしたわけでもなく、その他管理方法も何も変えていませんでしたのでとても困惑しました。

さらにはミクロソリウムやボルビティス・ヒュディロッティも次第に調子を落としていきます。

本来ならこれからがいよいよ水槽が安定していく時期なのですが。

この時点での管理方法

  • 水換えは1週間に1度、3分の1
  • LEDの照射時間は7時間
  • CO2は1秒に1滴
  • 水温は26℃をキープ
  • 液肥はADAのブライティシリーズを規定量
  • 生体は熱帯魚が20匹、ヤマトヌマエビが10匹、オトシンクルス3匹

立ち上げからここまでは大体以上のような具合です。

どれも水草水槽の管理方法としては一般的で、大きく逸脱している点は無いように思います。

水換え・水質について

水換えはよく言われる1週間に1度、3分の1が絶対な訳ではありません。

ですが特にコケが発生するわけでも無く、コブラグラスやシペルスヘルフェリー、エリオカウロン・ソーシャルフェザーダスターなどは順調に育っていたので水の汚れに関しては問題はなかったのではと思っています。

水質に関しても定期的な測定ではpHが6.8~7、KHが3から4、GHも大体それくらいと特に好ましい環境から大幅に逸れているとは感じません。

光の照射時間について

LEDの照射時間は7時間です。

一般的な水草水槽の平均照射時間、およそ8~10時間に比べると少し短くしています。

これはあまり強い光量を必要としない陰性水草が中心であり、むしろ長時間の照射によるコケの発生を懸念したものです。

強い光が必要とされる前景草のコブラグラスもこの照射時間でしっかりと繁茂していますので、これには使用しているAⅮAのアクアスカイRGBの力も十分に寄与しているかもしれません。

シペルスやソーシャルフェザーダスターも良く育っていることから照明時間には特に問題はないと判断します。

CO2の添加について

60cm水槽であれば基本的には1秒に1滴がベースになります。

あまり過剰に添加するとアオミドロの発生原因になったり、KHの値によってはpHの変化が激しく振れる可能性もありますので注意が必要です。

有茎草モリモリで赤やら緑がいっぱいのレイアウトであれば1秒に2滴、3滴と添加量を増やす必要がありますが、有茎草の少ないこの水槽ではこれくらいがちょうど良いようです。

有茎草からも気泡が確認できます。

水温について

一般的に水草水槽は25~6℃あたりで管理することが多いです。

私も大体このくらいの温度に設定しています。

そういえば温度固定式のヒーターも26℃ですもんね。

寒いときにはヒーターを使用します。

使用しているのは温度調節式の”GEX・セーフカバーヒートナビ”。

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夏場には水槽用クーラーを接続して常にこの水温をキープしています。

特に水草が調子を崩しやすいのが夏場の高水温です。

いかに水温を上げず一定に保つかが重要です。

私はゼンスイの”ZC‐100α”というアクアリウム用クーラーとしてはとても評価の高い製品を使用しています。

実際に使用してみても確かに信頼度は抜群です。

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液肥について

使用しているのはADAのグリーンブライティーシリーズです。

カリウムである”ニュートラルK”、微量元素の”ミネラル”を規定量、すなわち60cm水槽ですので3プッシュ添加しています。

窒素である”ニトロ”に関しては窒素分を特に必要とする有茎草が多くないことから規定量より少し減らしています。

赤系の水草は植栽していませんし、モスは過度な鉄分に弱いという情報もありますので”アイアン”は添加していません。

説明書には水草の量が多い場合はこの2,3倍を目安に添加量を増やしてくださいとあります。

そこまでの水草量ではないこの水槽においては十分な添加量だと思っています。

生体は1cmにつき1リットルで約20匹

ネオンテトラやカージナルよりさらに小さいグリーンネオンテトラ

ココがポイント

飼育できる熱帯魚の数は目安として魚の体長1センチに対して水1リットルと言われています。

もしくは1匹に対して1リットルと言われることもあります。

私は基本的に水草水槽を管理する上では前者を基準にしています。

すなわち3cmほどのネオンテトラなどの小型熱帯魚であれば60cm水槽で約20匹ということになります。

実際にこれくらいが水草を鑑賞する上では適量だと感じます。

レイアウトにもよるでしょうがこれ以上の数はなんだか観ていて窮屈そうに思えます。

この水槽はコケに関しては絶好調と言ってよく、ほぼ出ていませんのでコケ取り要員のヤマトヌマエビは60cm水槽の最低量の約10匹。

主に茶ゴケ担当のオトシンクルスも優秀なタンクメイト

同じくオトシンクルスも目安量の3匹です。

ちなみにヤマトヌマエビとオトシンクルスに関してはものすごく数を入れない限りは生体数にカウントしなくても大丈夫です。

ここから試行錯誤のはじまりです

一部モスを張り替えるもこの後同じように茶色く枯れてしまいました

基本的には前述の管理方法を見直していくことで水槽内をモスやミクロソリウムの育成に向いた環境にしていきます。

とはいえ一度に全てをいじってしまうと、どの改善点がはたして効果があったのかがわからなくなるので順番に一つずつ試していきます。

ただし照射時間とCO2の添加量及び生体数に関しては特に問題があるとは思えませんのでこのままキープ。

というわけで施策としては、

step
1
水換えの頻度を見直す

step
2
水温を変更する

step
3
液肥の添加量を調整する

という順序でいきたいと思います。

水換えの頻度を見直す

モスに反して調子のよいソーシャルフェザーダスター

現在の水換え頻度・量でもこの水槽に於いてはそこまで問題があるとは思っていません。

特に成長が遅くコケの付きやすいコブラグラス、同じくコケにやられやすいソーシャルフェザーダスターも全然大丈夫だからです。

生体も元気に泳いでいます。

水質はだいたいpHが7、GH・KHが共に3程度と値としても特に逸脱しているわけでもありません。

それではなぜ水換え頻度を見直すのか。

それは新しい水は水草の新陳代謝を活発にすることが出来るからです。

水草水槽の醍醐味、美しく気泡を付ける水草

水換えしたをした日の水草たちはいつも以上によく気泡を付けていると思います。

新しい水に含まれるミネラル分を吸収することや、水質がリセットされることによって水草が代謝を上げているのです。

成長の悪いモス、ミクロソリウムやボルビティスに先ずは自らの生命力を呼び起こしてもらう作戦です。

”週に1度、3分の1”を”5日に1度、3分の1”に変更してしばらく繰り返した結果は...

”水換え当日は気泡をつけて元気にみえるが特に改善の兆候なし”でした。

まぁ最初から上手くいくわけもないと覚悟はしていましたがなんだかがっかり。

ただGH・KHこそ変わりませんがpHが6.7前後に落ち着くようになりましたので水換えはこのままの頻度・量をキープしようと思います。

水温を見直す

こちらもキレイに育ったシペルス・ヘルフェリー

ココがポイント

ミクロソリウムやボルビティス・ヒュディロッティなどの陰性水草は少し低めの温度を好みます。具体的には23~24℃です。

もちろん陰性水草全般が26℃で育たないわけでは全くありません。

ただ、育っていないのが陰性水草ばかりという現状からそちらに水温を合わせるのがベターだと考えました。

という訳で現在の26℃の設定から23.5℃に設定を変更しました。

もちろん有茎草も生体もこの温度で育成に何ら問題ありません。

なぜ23.5℃なのかは水槽用クーラー”zc‐100α”の仕様を考えてのことです。

安定した水温を約束するzc‐100α

”zc‐100α”は設定温度より0.5℃の誤差が生じたときに作動するようになっています。

つまり24℃になった時に冷却を開始し、23℃になった時にヒーターに通電します。

23.5℃に設定すれば常に水温を23~24℃の陰性水草の適温スポットに入れておくことができるのです。

少し考えすぎと思われるかもしれませんが、それくらいこの水槽の状況を改善することは私にとって切実な問題なのです。

ここまで考えたんだし今度こそは...

結果は”全然改善されず”でした、ウーン。

水温変更は結構効果ありなんじゃないかと思っていたのですが。

凹んでもいられない、まだまだここからと自分に喝を入れながら次に行きます。

液肥の添加量を見直す

残りは液肥の添加量を見直すだけ。

これに関してはネットで色々なサイトを調べまくりました。

ですがモスやミクロソリウムの調子の悪い場合における液肥の与え方に関しては確とした記述を見つけることが出来ませんでした。

例えばカリウムが不足すると水草にどのような症状が起こるのか、窒素の場合はどうか、はたまた微量元素の場合などと、参考になりそうな記事が沢山あることはあるのですが基本その症状が有茎草を対象としたものばかりなのです。

”基本液肥は要らない、窒素だけ入れておけばよい、カリウムと微量元素は必須でものすごく繁茂しているなら窒素も無論必要だ”といった情報もありましたが、結局はその水槽それぞれの環境によって対策は全然違うのだろうと思います。

やはり1つとして同じ水草水槽は無いからです。

という訳で自分で添加量を変えながら実験的に様子をみることにします。

他にも根元をキレイにするなど基本的なことは継続しています

例えばこの期間は規定量でカリウム、窒素、ミネラルを3:3:3にする。

つぎは少しカリウムを増やしてその他を減らし、4:2:2。

それがダメなら全部減らして2:2:2でいく。

窒素は生体などから出るし微量元素も水換えで補える、結局カリウムだけ足りないんじゃないかと3:1:1にしてみる、などなど。

そんな感じで色々なパターンを試しながら水草の様子をメモにとってはこの実験にかなりの時間を費やしました。

これが前回のブログから更新に異常に時間がかかってしまった原因です。

果たしてその結果は...

どれもさして効果ありませんでした。

結局液肥の問題でもなかったようです(泣)。

そうですよね、苔も出てないし有茎草はちゃんと育っていたのですからもともと栄養バランスはそこまで悪くなかったのだと思います。

じゃあ一体どうすれば良いんだと途方にくれる私。

このまま為す術なく諦めざるを得ないのか。

ところがこの後、自分的にはさほど重要視しておらずスルーしていた点がこの水槽を劇的に変えてくれたのです。

続きは後編で

という訳で私が何を見逃していたのか。

一体何がこの水槽を改善してくれたのか。

初心者の私がいろいろな試行錯誤の結果つかんだヒントは次回~絶不調から試行錯誤でなんとか盛り返す・後編~にてお送りいたします。

乞うご期待。

最後までご覧いただきありがとうございました!

次の記事
ネイチャーアクアリウムに挑戦⑤~絶不調から試行錯誤でなんとか盛り返す・後編~【初心者の水草水槽】

60m水槽で初めてのネイチャーアクアリウムに挑戦!第5回目の今回は絶不調に陥ってしまったこの水槽をあの手この手で復活させるお話の後編です。果たして上手く復活することは出来たのでしょうか。

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