こんにちは!Mizukusa Newbie です。
前回は初めてのネイチャーアクアリウム・60cm水槽の機材準備から実際に立ち上げるまでをお送りしました。
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ネイチャーアクアリウムに挑戦①~準備・立ち上げ編~【初心者の水草水槽】
いよいよ中型水槽である60cm水槽を立ち上げます。さらに今回は陰性水草を中心としたネイチャーアクアリウムに挑戦です。
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今回はその続きということでさらに機材についての詳細や仕様の変更、追加で植栽した水草などについてレビューしたいと思います。
いきなりですが水槽台を変えました
前回激賞していたADA・キューブキャビネット。
とにかくキレイでインテリアとしても申し分ない素晴らしい水槽台です。
しかしオールガラス製故にとにかく重いという欠点もあります。
2階に設置、さらに築〇十年という年季の入った我が家においてはやはり重量に対する不安は拭いきれません。
これにさらに濾過フィルターなどを設置することを考えるとどれだけでも軽いほうがいいだろうと考え泣く泣く水槽台を変更することにしました。
いずれ一階に水槽を設置することが出来る日まで我慢です。
そうして私が新しく選んだのはこちら。
そりゃキューブキャビネットと並べれば少し残念な感じにはなってしまいますが、これはこれでスチール感があって全然カッコいいです。
ライトグレーの色味がいいですね。
明る過ぎず暗過ぎず。
組み立てもドライバー1本で簡単、レビューに散見する建付けが悪いとかグラグラするといったこともなく安定しています。
こういったものはどうしても個体差が出ますからね。
私のは当たりだったのでしょう。
そして何よりも軽い。圧倒的に軽い。
重量わずか6.4kgで私の不安も軽くなりました。
使用する機材の続き
照明はADA・アクアスカイRGB60
これまた外観がかっこいいです。
シルバーのボディが同じくシルバーの水槽台とよくマッチしています。
ソフトスタート機能搭載で最初弱く緑色に光り、それからじわーっと強く白っぽい光に変化していきます。
これならお魚にも優しいですね。
ちなみに変化後もどちらかといえば緑色に近い色味に感じます。
緑色の水草はとても鮮やかに映ります。
赤系の水草は植栽していませんのでわかりませんがいずれ試してみたいと思います。
水草はあまり光量を必要としない陰性中心ですが、生育に関しても改めてレビューします。
濾過フィルターはADA・ジェットフィルターES-600
シルバーに光るステンレスのボディと剥き出しのモーターが武骨な雰囲気をこれでもかと醸し出しています。
私の所有欲を完全に満たしてくれる素晴らしい一品です。
ただしステンレスボディだけあってサイズのわりにかなり重く感じます。
ここに濾材や水が入ったらどれだけ重くなるのでしょうか。
やはり水槽台を換えておいて良かったです。
同梱のバイオキューブ(ウレタン製の物理濾過用スポンジ)と無煙炭(初期の水の汚れや黄ばみを吸収してくれる)をセットすれば直ぐに使用することが出来ます。
リリィパイプと吸水パイプをセットしていざスイッチオン。
動作音がうるさいという評判でしたので、寝室ということもありフィルターは静かなことで有名な他社製の使用も考えましたが、出来る限りADAで揃えるというコンセプトだったのでこちらを奮発しました。
その音ですが、確かに静かではありませんが想像よりはうるさくありませんでした。
今の時期ストーブをタイマーにして就寝しますがそのストーブの音とそんなに大差なく、十分に眠りにつくことが出来ます。
ただし、たまにエア噛みしてプシューッと鳴りますがそれは結構うるさいです。
それらのことを加味してもこっちを買って良かったなと思わせてくれる良い商品です。
タイマー兼電磁弁のADA・NAコントロールタイマー
このアナログ感は最高ですね。男心をくすぐる圧倒的機械感。
見た目だけでなく中身もアナログ。
不慮の事故で誤動作が起きないようにわざとデジタルでなくて機械式のタイマーにこだわったそうです。
電磁弁が内蔵されていますのでCO2関係もスッキリしますし、タイマーが切れた後に通電するエアレーション用の挿し込みが1つあります。
照明とCO2が切れたら夜間エアレーションを始める。
これを実現するには2系統のタイマーが必要なところをこれ1台で済ませることが出来ます。
ちなみに私が使用しているその他のタイマーはこちら。
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あなたはどれにする?水草水槽に使えるタイマーの選び方【照明やCO2の添加に】
水草水槽で照明やCO2の添加に必ず必要といって過言ではないタイマー。どんなものを選んだらよいのか、私が使用しているタイマーを4種類ご紹介します。
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ADA・CO2アドバンスシステム-フォレスト
こちらはCO2添加に必要なものがすべて揃ったフルセットになります。
といってもやはりタイマー、電磁弁は別途購入することをおすすめします。
スピードコントローラーも買えばよかったと少し後悔。
メイン水槽で使用中のチャームオリジナルのレギュレーターと比べると細かなダイヤル調整が少し難しく感じます。
まあ一旦設定してしまえばそうそう再調整することもありませんし、後で追加することも出来ます。
ちなみにこちらはタイマーや電磁弁も付いてまさにフルセットといった商品です。
エアーポンプはGEX・e‐AIR 1500SB
夜間エアレーションの重要性を身をもって知り、こちらの水槽では最初から導入することにしました。
このポンプ自体は昨年メダカ飼育で使っていた中古です。
水深40cm以下、幅60cm以下の水槽用とあります。
振動も音もそれなりにしますし見た目はあまりオシャレではありませんが、ダイアルで0.5ℓ/毎分から1.5/毎分に調節できるのが便利。
水面を揺らすのが目的でそんなに吐出量は必要ないので絞って使っています。
ところがだんだんと目に見えて吐出量が低下してきました。
フルスロットルでもそんなに変わりません。
やはり寿命があるのでしょうか、そのうちもっと静かと評判のエアーポンプに変えたいと思います。
新しい水草を追加しました
ミクロソリウム・トライデント
眺めているうちに何となく植栽したい水草のイメージが湧いてきましたので追加で植栽していきます。
先ずはミクロソリウム・トライデント。
成長した姿は見たことありませんが、写真で見るかぎり形が3本の矢のようでおもしろそうなこと。
どちらかというと横に大きく成長するということからミクロソリウム・ナローリーフと差異を生むことが出来そうということでチョイス。
例によって成長の遅い水草なのでどうなるかはまだまだわかりませんが楽しみです。
ハイグロフィラ・ピンナティフィダ
緑を中心とした水景と言っても緑色ばかりでは初心者の私には自然観が出せそうもないので少し色を足そうと思いハイグロフィラ・ピンナティフィダを後景に選択しました。
こちらも現物は見たことありませんが、ギザギザの独特の葉の形状と赤みを帯びた色合い。
そして何よりも植えてもよし活着させてもよしという二投流の頼もしいやつ。
レイアウトがまだしっかりと定まっていない私には好都合の水草なのです。
という訳で溶岩石にビニタイで巻き巻き。
これで急なレイアウト変更にも対応可です。
ちなみに活着させるときは巻き用のピンナティフィダを使ったほうが成長が早いそうなのでそちらを購入しました。
クリプトコリネ・ウェンティーブラウン
同じく水景の色味のアクセントになるように植栽。
また、この水槽にはまだ中景草を植えていなかったので石や流木とのつなぎ役も担います。
以前ウェンティーグリーンをダメにしてしまったことがあるためリベンジでもあります。
根を傷めないように極力移動しなくても良いようにしっかりと植栽位置を考えました。
ブセファランドラ・クダガン/クアラクアヤンtype1
現物を見たことのない水草ですが、最近流行しているというブセファランドラ。
活着系の陰性水草ということなのでどれどれと検索。
高い...。
でもなんだかキレイだし上手く行けば花も咲かせることが出来るとのこと。
せっかくだからとメジャーな品種のクダガンとクアラクアヤンを注文。
届いてみたら驚きの小ささ。
成長が遅く、さらには人気の水草なため生産が追い付かず高価になってしまうのでしょうかね。
溶岩石にビニタイで活着させて目立つところに置いてみました。
どんな姿になるのか楽しみです。
エリオカウロンsp.ソーシャルフェザーダスター
後景サイドに植えたバリスネリア・スピラリスが思った以上に葉が太く感じたため、これでは存在感が出過ぎてしまうと思い、もう片側には同じ線のタイプで細い水草を植えることに。
いろいろ検索した結果この長い名前の水草に決めました。
ですがこちらも値段が高い。
成長スピードは遅めでコケにやられやすいとのことですがやはりそういった育成の難しい種類ほど値段設定が高いように感じられます。
もっともバリスネリアなどと比べればメジャーではないので流通量が少ないことも関係しているのでしょうか。
実際に届いたものは細くて繊細な想像通りの水草でした。
極端に増えないとのことでしたのでゆっくり育てながら様子を見ていきます。
最後に
とりあえず機材と水草はしばらくこの感じでいきたいと思います。
こうやってブログを書きながら改めて思いました。
この60cm水槽でアクアリウムを始めて4本目の水槽になるわけですが、ほぼ全ての水草をネットで購入しています。
ということはほとんど現物を見たことがないということです。
周りにアクアリウムをしている人もいません。
近くのアクアリウムショップは片道100km先で行くこともままならず。
そんな中で情報といえばネットやYouTubeのみです。
つくづく便利な時代だなと思います。
まったくの初心者の私がそれでもなんとなくそれなりの水景をつくることが出来るのですから。
心配なこともある反面、逆にこの水草はどういう風に育つのだろうと想像したりする楽しみもあります。
これからアクアリウムを始めてみようと思われる方で私と同じような境遇の方もきっといらっしゃることでしょうが、思いのほかなんとかなるということをお伝えしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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