水草水槽 管理方法

水草水槽の管理方法について①~水換え編前編~

2020年12月10日

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水草水槽の管理方法について①~水換え編前編~

2020年12月10日

こんにちは!Mizukusa Newbie です。

今回は私の水草水槽の管理方法①~水換え編前編~と題しましてお話しいたします。

水草・生体の育成に水換えはとても重要

水換えの主なメリット

水草・生体の育成においてとても重要なのが水換えであるということは私もいろいろなサイトや動画で勉強をしました。

大雑把に言えば主なメリットとしては以下の点です。

  • 汚れた堆積物を取り除くことができる。
  • 必要過多になった水中の栄養素を薄めることが出来る。
  • 水道水に溶け込んだミネラルを新たに添加することが出来る。

この他にも沢山のメリットがありますし詳細についてはベテランの方々の情報を見ていただくとして、結局のところ水換えをすることによって水草・生体の状態を良くする、アクアリウムにとって一番の大敵である苔の発生のリスクを抑える・除去するといったことに効果があるということになります。

水換えの頻度について

ではどのくらいの頻度で水換えを行えばよいのか

いろいろな情報をざっくりとまとめると次のようになります。

  • 週に1回、3分の1の水換え
  • 苔が発生したり状態の悪いときは週に2回に回数を増やしたり量を2分の1に変更する
  • 立ち上げ時は毎日~3日に1回くらいの頻度で行い、2週間を過ぎたころから徐々に頻度を上記に近づけていく。

特に週に1回3分の1の水換えというのはどこのサイトをみても皆さんが口を揃えておっしゃっているので基本的にはこれに従えば間違いないでしょう。

立ち上げ時の水換え頻度が多いのは、水をきれいにしてくれるのに最重要なバクテリアがまだ十分に棲みついていないため特に水の汚れるスピードが早いからです。

ということは2週間経過した頃=バクテリアがある程度棲みつく頃と読むことができるのではと考えます。

とはいえ実際の私が行っていた水換え

立ち上げ時~1か月半経過までは1度も水換えしなかった

何を勉強したんだよっと総ツッコミをうけそうですが私は1カ月半水換えを全くしませんでした

それでも何とかなっていたので結果的には大丈夫であったということでしょう

そもそも私が水替えをしなかった理由は何故か。

飼育水がビオトープに使用していたこなれた水であったから

ソイルこそ新品でしたが、水はビオトープのすでにこなれた水を使用しました。

また、植栽した水草も新しいものに加えビオトープからの移転組が多く、以上の2点からバクテリアがある程度定着していると考えたからです。

ちなみにバクテリアは様々なところに棲みつきます

はもちろんソイルなどの低床、水草、石、流木、ガラスなどの壁面。ありとあらゆるところに定着し水をきれいにしてくれています。

しかしバクテリアもいろいろな要因で数が変動するようです。

ビオトープで水温が高くなった時、表面の黄色の油膜に悩まされましたがこの原因は死んだバクテリアであることが多いそうです。

秋になり水温も下がり、油膜の発生といった現象も起きていない安定したビオトープの水と水草を使用したから大丈夫だろうという変な自信が私を無換水に向かわせたのでした。

水槽がオーバーフロー水槽だったから

私が使用した水槽は GEX Glassterior AGS -450- というオーバーフロー水槽です。

オーバーフロー水槽のメリットといえば何と言ってもろ過槽が大きいということです。

ろ過槽が大きいということは水槽を含めた全体の総水量が多くなるということです。

GEX Glassterior AGS -450- でいえば水槽本体が約20リットルに対してろ過槽が約6リットルということで総水量はざっと26リットルほどになります。

総水量が多いということはそれだけ水の汚れるスピードが遅くなるということです。

そしてそのろ過槽の中に付属の GEX ベストロカバイオリング 2袋に加え、さらにもう2袋を追加した合計4袋のろ過材を使用しました。

この商品は多孔質セラミック製のリング状のろ過材で、バクテリアの定着に最適とあります。そして一般的な45センチ水槽には1袋という使用料の目安であるところをなんと4倍の4袋を使用

これで水がキレイにならないわけがないということで無換水の理由2つめです。

生体がメダカの稚魚とミナミヌマエビだったから

水を汚す1番の原因はやはり魚などの生体だそうです。

ちなみに水量に対する生体の数でいえばメダカといった小型魚では1リットルに対して1匹サイトによっては2リットルに対して1匹というところもあります。

私はビオトープでもあまり水換えをしなかったのでとりあえず2リットルに対して1匹を目安に飼育していました。

今回は26リットルに対して13匹のメダカを飼うことにしました。さらに稚魚ばかりで成魚と比べれば水を汚すことも少ないはずです。

それとミナミヌマエビですが、こちらは15匹ほどからスタートしました。今は稚魚だらけで数えきれませんが。

ミナミヌマエビなどの小型のエビはあまり水を汚さないので0.1リットルに1匹で大丈夫という情報もあり、上記のメダカと足しても十分な余裕があります。

無換水へGO!です。

結果どうだったのか

以上の理由から1ヵ月半にわたり水換えをしなかった私のメイン水槽ですがこれといった問題は起こりませんでした

水草も特に枯れたとか溶けたということもありませんでしたし、初心者の私からすれば十分に育ってくれていました。

メダカとミナミヌマエビに関しても飛び出し事故を除けば落ちてしまった個体はいません。ミナミヌマエビは抱卵もしていましたし。

というわけで結果だけみれば大丈夫と言えます

ちなみにサブ水槽①号に関しても同じようにビオトープの水を使用、生体はミナミヌマエビのみということで水換えは行わず足し水のみで特に不具合は起こりませんでした。

やはり水換えは重要である

水換えを行うのは面倒と言えば面倒です。

水のカルキ抜きから温度合わせ、重い水運び。

無換水で長期間よい状態をキープされる熟練者もいらっしゃいますし、私も出来ることならこのまま無換水でと思っていました。

しかし、それは甘い

それは熟練の技がなせることであり初心者の私が真似できるはずもなく、1か月半たってやはり水換えはとても重要だということに気付くのでありました。

ではなぜ私がそう気づいたのかは次回の水草水槽の管理方法について~水換え編後編~でお話したいと思います。

ご覧いただきありがとうございました!

参考水草水槽の管理方法について②~水換え編後編~

前回はやはり水換えはとても重要であるというお話でしたが、今回はそれを受けて私がどのような水換えを行っているかご紹介します。

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