こんにちは!MizukusaNewbieです。
水草水槽においてとても重要なco2の添加。
水草の種類に関わらず添加の有無がそもそもの成長具合や美しさに直結してきます。
co2を添加するには一般的にディフューザーなどと呼ばれる拡散筒を使用します。
ただやはり見た目が大切な水草水槽ですので、水槽内に入れるものはなるべく水景を邪魔しないもの且つ出来るだけ性能の良いものを選びたいところです。
そこで今回は両方の条件を満たすおススメのco2ディフューザーをご紹介していきます。
CONTENTS
co2ディフューザーに求めるものは
水景をなるべく損なわないこと
水草水槽はその水景の美しさを楽しむものですので、極端なことを言えば水槽内には邪魔するものが何もないほうが良いに決まっています。
とは言え濾過フィルターの吸水パイプや吐出口は必ず取り付けることになりますし、冬場であれば水槽用ヒーターも必要になるでしょう。
補助器具として水温計やco2測定器などが必要な場合もあります。
そんな中でどの製品もなるべく水景を邪魔しない様に工夫されている訳です。
co2のディフューザーについてもなるべくそういったものを選択したいところです。
細かい気泡が出るか
co2は一般的に酸素よりも水に溶け込みやすい性質があります。
そして、その気泡が細かければ細かいほどさらに溶けやすいのは言うまでもありません。
しっかりと細かい気泡を水流に乗せて水草達に届けることによって、成長の促進、色揚げ等の効果を高めていきたいところです。
また、エアレーションによる酸素の添加と違い、co2の場合は専用の小型ボンベもしくはミドボンと呼ばれる大型のボンベを使用します。
わざわざ購入するものである以上、無駄にすることなく効率的に添加したいものです。
そういった面でもしっかりと細かい気泡の出る製品を選びましょう。
カウンターが付いているかいないか
co2の添加量を調節する際、何秒に何滴といった指標を使います。
例えば60cm水槽で、陽性水草がメインであれば1秒に2滴といった具合です。
この目安を目視で測るのがカウンターです。
ご覧のようにカウンター付きのディフューザーを使用すれば別途用意する必要はありません。
もしカウンターのないタイプであれば別途このようなカウンターをディフューザーと逆流防止弁の間に接続します。
ただ、この何秒に何滴という目安はあくまでもADAの製品を使った場合のようです。
カウンターでおおよその添加量を確認しながら、適正量かどうかはco2チェッカー等を使用して確認するようにします。
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その他co2の添加に必要なものをかんたんに
小型もしくは大型ボンベ
これがなければはじまりません。
液化した炭酸ガスが封入されている小型もしくは大型ボンベを用意します。
小型水槽を使用する場合や、とりあえずco2を添加してみようと思っていらっしゃる方は小型ボンベを選択されるとよいでしょう。
汎用小型ボンベを購入すればこれからご紹介する器材に大概使えるはずです。
co2の添加は照明の点灯時間に合わせるのが基本ですが、一般的な8時間に対して1秒に1滴の添加でも1か月弱は持ちます。
もし大型の水槽であったり、複数の水槽を同時に稼働させるのであればミドボンとよばれる業務用の大型ボンベを使用したほうがコスパは高いです。
業務用のボンベなんか私達も買えるのかと思われるかもしれませんが、酒屋さんやネットで購入可能です。
ミドボンでの添加方法はこちらに詳しく書いています。
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レギュレーター(減圧器)と電磁弁
水槽に添加する為にボンベから出るco2の圧力を下げてやる必要があります。
そこで必要なのがレギュレーター(減圧器)。
小型ボンベ専用品から大型ボンベ兼用品まであります。
そして水草水槽では必須の電磁弁。
電気の流れで弁を開閉する装置ですが、タイマーに接続して添加のオンオフをコントロールします。
これがないと毎回手作業で大変なことになります。
小型であればこちらのセットがおススメです。
ボンベやレギュレーターを含め耐圧チューブや逆流防止弁など必要なものがすべて揃っていますので、これさえあればすぐにでも添加を始めることが出来ます。
大型ボンベ用には先ほどのミドボンのところでご紹介した製品など、小型・大型ボンベ兼用且つ電磁弁もあらかじめ装着してあるタイプが便利です。
タイマーはほぼ必須
前述のように電磁弁をコントロールする為にはタイマーを使用します。
そもそもLEDなどの照明器具にも必要になりますので、使い勝手の良いものを選びましょう。
こちらの記事で私のおススメのタイマーについて書いています。
汎用品からアクアリウム専用品、はたまたWi-Fi接続のスマートプラグまで多種多様です。
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ここからおススメのco2ディフューザーをご紹介します
ADAのパレングラス
水草水槽において最初にco2の添加を導入したのはADAだとか。
そのADAから出ているパレングラスはやはり見た目もオシャレで、パレン(花粉)というくらいですのでとても細かい気泡が出てきます。
水槽内にあっても決して水景を損なわず、むしろ積極的に見せていきたいほど美しく完成された製品です。
難点といえば少々高価であること。
ネットでの販売はされておらず、ADA商品を取り扱っているアクアリウムショップで購入する必要があること。
あるいはフリマアプリ等で探すことになります。
AIネット・バブルカウントディフューザーS
こちらはADAのパレングラスと同様のガラス製のディフューザー。
ガラス製なのでやはりキレイですし、気泡も問題なく細かく出てきます。
カウンター付きなので別途購入の必要もなし。
ただしサイズ的には水槽の高さが30cm以上は欲しいところです。
また、ガラス製の欠点としてどうしても割れる可能性があることが挙げられます。
特に入口のU字の部分には過度な力を加えないように注意が必要です。
その点も見越して予備をキープしておくと良いでしょう。
アズー(Azoo)Co2ディフューザー
水草水槽関連製品を販売しているアズーのco2ディフューザー。
こちらの製品の良いところは見た目が良いのに加えて、ガラス製ではなく透明なアクリル樹脂で出来ていることです。
これならば不注意で割ってしまうといった事故を防ぐことが出来ますので安心です。
ガラス製には敵いませんが、アクリル樹脂とはいえ透明度が高く、とてもキレイな製品です。
さらにこの製品の良いところは、拡散プレートとパッキンを交換できることです。
ストーンやフィルターなどと呼ばれる拡散部は、使用するにつれてコケなどで汚れたり目詰まりを起こして泡が細かく出なくなります。
その様な時は漂白剤等に浸けておけばキレイになるのですが(おススメは哺乳瓶等を殺菌消毒するもの)、拡散プレートを取り外せるこの製品は交換用プレートと交互に使うことで洗浄中につき使用不可という事態を防ぐことが出来ます。
中型水槽以上向けのレギュラーに加え、小型水槽用のミニも用意されているのもポイント。
水槽サイズに合わせたものを選びましょう。
タイムストップ アンビリーバブル2 U-type
文字通りアンビリーバブルな細かい泡の出るこちらの製品。
材質はアクリル樹脂ですが透明度も高くキレイです。
そしてやはり気泡の細かさは他と比べても群を抜いています。
最初にも言いましたように気泡の細かさはco2の溶けやすさに直結します。
その点ではほぼ満点の製品といえます。
欲を言うならばストーン部分は茶色ではなく白色が良かったかなと。
前のモデルは白だったらしく少し残念ではありますが、それを差し引いても使用する価値は大です。
小型水槽向けのSmallからMiddle、Bigとラインナップも充実。
比較的安価な点も高ポイントです。
エアレーション用も用意されていますがこちらも動揺に十分に細かい泡がでます。
両者共に私のヘビーユースです。
ステンレス製のco2ディフューザー
これに勝る堅牢なディフューザーは無いでしょう。
ステンレス製なので丈夫なことこの上なし。
掃除も楽ですし、水槽の縁に引っ掛けるだけなのでキスゴム要らず。
ステンレスのメタル感はやはり目立ちますので気になる場合もあるかもしれませんが、私は主にストック水槽に使用しているのでその点は問題にしていません。
こちらも中のプレートとパッキンを交換することが可能。
カウンターは付いていないタイプなので別途用意するかco2チェッカーで適正量を測りましょう。
見た目を気にせずとにかく設置もメンテナンスも楽で堅牢なディフューザーをお探しならこれで決まり!
長さが3種類ありますので水槽サイズや好みの位置に合わせてお選びください。
最後に
いかがでしたか?
見た目の良いガラス製にこだわるのも良し。
あくまで細かい泡が出るものを求めるのも手です。
メンテナンス性や使い勝手を重視するのも大いにアリでしょう。
とにかく色々と試しながら自分に合ったco2ディフューザーを見つけてみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!