こんにちは!MizukusaNewbieです。
いよいよ夏が近づき気温が25℃を超える日も出てきました。
そんな時気になるのが水槽の水温上昇。
水草の育成に最も適した水温は24℃から26℃くらいと言われていますがここのところの真夏の暑さでは余裕でオーバーしてしまうことでしょう。
そんなときは強制的に水温を下げてあげる必要があります。
その方法としては部屋自体をエアコンで冷やす、水槽用クーラーを繋ぐ、水槽用ファンを使用する、この3通りの方法になります。
その中で小型水槽に最も適しているのは水槽用ファンによる冷却です。
水槽上部にファンを設置し、水面に風を当てることによって気化熱による冷却を行うという原理です。
というわけで今回はスペクトラムジャパンより発売されているテトラ25℃クールファンCFT-30を購入しましたのでレビューしていきたいと思います。
早速開封していきます
あらためまして私が今回購入したのはこちら。
水槽幅17cmから42cm以下、水量が約5リットルから42リットルまでの対応ということで今回設置を予定している30cmキューブ水槽にはまさにうってつけの商品です。
選んだ理由は先ずは見た目がカッコよかったこと。
そして水温によって自動で電源をオンオフしてくれるサーモスタット付きであるという点です。
内容物は以下のとおりです。
本体は想像通りカッコいいです。
サイズの参考に方眼は5cmです。
シルバーのボディーにいかにもファンですという潔い外観。
他社製品は色が白だったり形もあまり惹かれませんでした。
どうせ取り付けるなら水槽にもマッチしたクールなデザインがいいですよね。
こちらはACアダプターやサーモセンサー。
すべてのコードが長めに作られており水槽周りの取り回しで困ることは無さそうですよ。
同封されている本体に被せるネット。
魚がジャンプして飛び込んでしまうのと、お子様が誤って指を挟まないように防止することができます。
それでは設置してみましょう
こちらのグレーのクリップを水槽に挟んで固定します。
ちなみに30cmキューブ水槽はガラス厚が5mmなのですが、少しクリップ力に心許なさを感じました。
それでも余程のことがない限り外れて落下という心配は無さそうです。
試しに6mm厚のガラスにも挟んでみましたがクリップ感は大差ありませんでした。
16mmまでが対応厚ということでマージンを考えれば仕方ないのかもしれません。
本体の角度を上下左右ともに変えることが出来ます。
上下は3段階でこちらは水面に1番近い状態。
水面から最も遠い状態。
左右はそれぞれ5段階に調整可能で一番首を振った状態がこちら。
そこまで強力な風を当てなくても良い小さな水槽や水面を揺らしてCO2を逃がしたくない場合、魚がジャンプして侵入するのを防ぎたい場合などに便利です。
水中センサーはそこまで大きくないので水槽内で目立つ心配はなさそう。
センサー本体部も親指ほどの大きさです。
水槽台などに固定できるようマジックテープがあらかじめ張り付けてあります。
私は水槽台下部の目立たないところにテープを使用して固定しました。
水槽台自体も黒色のため特に違和感なく設置することができました。
防御ネットを装着してみました。
デザイン的には無いほうがカッコいいですがあとは使い方によってですね。
動作を確認してみます
とはいえまだ水温が動作環境にない為強制的に水温をあげてみます。
キュイーンという音とともに勢いよくファンが回り始めました。
音はかなり大きく感じます。
この水槽で使っている作動音がするもの、外部式フィルターのエーハイム2213やエアーポンプGEX e-air1000sbの音よりも全然大きいですね。
音の系統的には掃除機っぽい音で、寝室ではちょっときついかなというレベルです。
25.2℃ではまだ作動中。
25.1℃になったところで止まりました。
もちろん誤差はあると思いますがしっかり25℃あたりで止まってくれるのは冷やし過ぎも防止できて安心ですね。
最後に
夏場の水温の上昇から生体や水草を守るために冷却ファンを使用するのは、エアコンの使用や水槽用クーラーの導入に比べてとてもお手軽で良いと思います。
そしてこのテトラ25℃クールファンCFT-30はデザイン的にもとてもかっこよく、サーモセンサー付きで安心ということで小型水槽におススメできる冷却ファンです。
ここで水槽用冷却ファンのメリット・デメリットをかんたんにまとめておきます。
ココがおすすめ
- 他の冷却方法より安価で手軽に設置することができる
- 電気代も安い
- 対応水槽サイズ、またデザインや機能によって選択肢が意外と多い
ココがダメ
- メーカーによって違うがおおむね3℃から4℃しか水温が下がらない
- ファンが回る音が大きい
- 気化熱で水温を下げるため水の蒸発によって水位が下がる
これらを含め導入の参考にしていただければ幸いです。
何にせよ夏の暑さでうっかり水温がヤバいことになっていたなんてことを防ぐためにも早めに準備されておくことをお勧めします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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