こんにちは!Mizukusa Newbie です。
水草水槽を始めてからというもの、GoogleやInstagramなどで皆さんの素敵な水槽を眺める日々です。
そんな中でこんなのもいいなと思っていたのがボトルアクアリウムです。
丸くて小さな空間にいろいろなレイアウト。
水草がボトルいっぱいに繁ったものやごくごく少数の水草を使ったシンプルなものまで。
その中でも私が目を奪われるのは緑を中心としたどこか鬱蒼とした感じのレイアウト。
ビオトープから水草に入った私にはやはりあの何とも言えない深い緑色が魅力的なのです。
というわけで私もボトルアクアリウムをひとつ立ち上げてみることにしました。
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さっそく立ち上げていきます
コンセプトは鬱蒼とした緑色中心のレイアウト
緑色がコンセプトということで今回は苔を使用してみたいと思います。
苔の魅力は何といってもその深い緑色にあると言って良いでしょう。
流木や岩にむした苔は何とも言えない味わいです。
ちなみに私の今現在の水槽は3つともに純粋な緑一色のものがありません。
メイン水槽もワンポイントにルドウィジアスーパーレッドやロトンディフォリアを使用していますし、サブ水槽①号に至ってはほぼ赤系水草しか入れていません。
いつかは緑一色の水槽をと思っていましたし、ちょうど良い機会なので緑の水景を目指していこうと思います。
無濾過、無加温、無添加で
そもそもボトルアクアリウムというものは、フィルターなし、ヒーターなし、二酸化炭素の添加なしで維持することが多いようです。
ボトルですから当たり前っちゃ当たり前です。
狭いスペースにそんな装備では肝心の水景素材のスペースが無くなってしまいますものね。
私的にもこれ以上同じ部屋でヒーターやらフィルターやらと電気を使うのはキツいこともあり無濾過無加温無添加は願ったり叶ったりです。
というわけでそのような状況下でも育成できる水草をチョイスしていこうと思います。
使用する機材
ボトルは GEX グラスアクアリウム ティアー
いいですね、このカタチ。
いかにもボトルアクアリウムって感じです。
サングラスはティアドロップを愛用、潜水艦大好き、そして何かにつけすぐに涙が出ちゃう私にぴったりの涙滴型のガラス製製品です。
20cm×20cm×20cmのサイズは大き過ぎず小さ過ぎず、ヒーターの装備がいらないので書斎のデスクや下駄箱の上、出窓などたいていのところに置けそうです。
また本体重量は840グラムと軽量、およそ4リットルの水量と併せても5リットルほどと水が入っている状態でも余裕で移動させることが可能です。
一番のトピックはなんといっても底が丸いので手を入れて持ち上げやすいことです。
不慮の事故もこれで防げそうなこと間違いなしです。
LED は GEX CLEAR LED リーフグロー
こちらはもともと手元に余っていたLEDですが、やはりほぼ専用ということでこの水槽にぴったりです。
以前普通の水槽にも使用していましたが、マッチング感からすべて断然こちらですね。
低床入れて水入れてこのLEDをセットするだけでめちゃめちゃオシャレな感じになり、これだけでも十分な気さえしちゃいます。
こちらのLEDは水草もしっかり気泡をつけてくれていましたし、演色性が低いのでどちらかというと暗い感じになり、深緑の苔の水景及び低床のナチュラルブラウンのサンドにもよく合いそうです。
サンドは GEX 水洗い不要 天然砂 ナチュラルパウダー
こちらのサンドはサブ水槽①号にも使用しておりますが、なんといっても色合いがいい感じです。
ナウシカに出てくる腐海の底の砂のイメージでナウシカ大好きな私はサンドだけでも眺めていられるくらいです。
水草を植栽するときのザクっという音と感触もたまりません。
そして洗わずにいきなり袋から出して使用できる、さらにはバクテリアも入り、面倒な処理も不要のすぐれもの。
難点は色が明るく粒が細かい為、生体のう〇ちがよく見えてしまう点でしょうか。
まあ水換えの際にある程度は吸ってしまえますが、エビの固めのう〇ちはまたすぐに堆積してしまいます。
ある程度は我慢です。
活着系水草に初挑戦
というわけでウィローモスを使用します
さて今回は流木や石にウィローモスを活着させていきたいと思います。
これまで活着系水草は未使用でしたのでこのボトルアクアリウムはその練習という側面も持っています。
ちょうど良さげな流木を購入、あく抜きをしていざ巻いていきます。
使用した糸は アズー (AZOO) 何でも巻糸 100M 。
細いアクリル製の専用巻き糸です。
リシアと違い活着性の強いウィローモスは木綿糸で十分との情報もありますが、初めての私は果たしてどれくらいで活着するものなのかわからないため、あえて溶けてしまわないアクリル糸を使用することにしました。
この糸はとても細いので残ったとしてもそこまで目立たなさそうでです。
先ずは流木に巻いていきます
失敗しました。
いきなりこんな細くてさらに複雑な形の流木から入るのではありませんでした。
前情報の通り、枝にウィローモスを乗せて糸で巻いていくのですが、枝が細すぎて上手く乗っからない。
すぐ落ちる。
巻いている糸がほかの枝に絡まる。
糸が細くて張りがあるため結ぶのに一苦労。
などとかなりの悪戦苦闘した末にようやく完成したのがこちら。
何とかイメージ通りには行きました。
最終的には楽しんで巻き巻きすることが出来たので、私の活着初挑戦は先ずは成功です。
あとはしっかりとボトルのなかで育ってくれるのを祈るのみです。
続いて溶岩石にも巻いていきます
楽です。
圧倒的に楽です。
面が広いうえに丸いのでモスが落ちることもなく糸もクルクルと調子よく巻けます。
最初にこっちからやっとけば良かったと後悔しながらも、高難度の流木をこなした後ということであっという間に2つの石を巻き終えることができました。
ちなみに事前に調べたサイト等ではモスを巻く前に細かく刻んだほうが成長が早いという情報が圧倒的に多かったのですが、私が最も参考にしている動画ではそんなには変わらないとのことでした。
というわけで今回は私もある程度の大きさにはしましたが特に細かくすることはしませんでした。
そうじゃなかったらこの細い流木に巻き付けるのはさらに手間取っていたことでしょう。
次の機会では比較として細かくした刻んだものを巻いてみようと思います。
ボトルアクアリウムに植栽する水草について
ボトルアクアリムを立ち上げるに際して、無濾過無添加無加温でも育てることができる水草を調べてみました。
やはりモスなどの陰性植物はそういった環境に強いとのこと。
そして私の手持ちの水草の中でその条件に該当するのはスクリューバリスネリア、ハイグロフィラポリスペルマ、ウォーターウィステリア、ウォーターバコパ、ルドウィジアのオバリスとレペンスルビン、グロッソスティグマとショートヘアーグラスあたりということがわかりました。
ちなみに私の住んでいるところは真冬の最低気温がマイナス10度になることも珍しくない極寒地域です。
というわけで特に丈夫と名前の挙がったスクリューバリスネリアとハイグロをとりあえず植栽してみることにします。
スクリューバリスネリアはサブ水槽①号のがランナーを出して余り気味だったのでちょうど良さげです。
ハイグロに関してははビオトープの氷の中からお引越しです。
とりあえずサブ水槽にて室内水槽用に育成してから改めて植栽しようと思います。
というわけで流木と溶岩石に巻いたウィローモスとスクリューバリスネリアを入れてこんな感じになりました。
最後に
今回は初ボトルアクアリウムに初ウィローモスの活着ということで私自身もとても良い経験をすることが出来ました。
果たしてウィローモスはしっかりと活着してくれるのか。
この寒さのなか、また無濾過無添加無加温で水草は育ってくれるのか。
今後どのようなレイアウトに発展していくのか。
またあらためてご報告させていただきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。