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【水草図鑑】ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーンは繊細で美しく、気泡つけ放題のうれしい水草【中景草】

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【水草図鑑】ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーンは繊細で美しく、気泡つけ放題のうれしい水草【中景草】

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こんにちは!MizukusaNewbie的水草図鑑。

今回は繊細で涼し気な草姿が水草水槽にピッタリの中景草、ミリオフィラム・マトグロッセンセ・グリーンです。

育成環境データの一例

水槽 ADA・キューブガーデン 60cm規格水槽
照明 ADA・アクアスカイRGBで8時間
CO2 約1秒に2滴
ろ過フィルター エーハイムクラシック・2215
ソイル コトブキ・エナジーソイル・ノーマル
 固形肥料 ADA・ボトムプラス
  液体肥料  ADA・グリーンブライティ・ニュートラルK
  ADA・グリーンブライティ・ミネラル
  ADA・グリーンブライティ・アイアン
GH 3
PH 6.5
水温 26℃

ミリオフィラムマトグロッセンセグリーンについて

繊細で美しい細葉が魅力

ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーンの魅力はなんといってもその美しいグリーンの繊細な細葉です。

光合成をして気泡を沢山つけながら、ゆらゆらと水流にたなびく様子はまさに癒しの極致。

その草姿からレイアウトにあっては軽やかな印象や優しい雰囲気を与えることが出来ます。

人気種ということもあり流通は多く、ネットでも店頭でも問題なく入手することが可能です。

中景草として抜群の使いやすさ

ミリオフィラムマトグロッセンセグリーンの特徴の1つに、ある程度の高さから上ではなく横に広がって成長するという点があります。

その特徴を生かしてレイアウトに取り入れることで、前景から後景へと自然な感じで繋いでいくことが出来ます。

繁茂してある程度重なり合って来たとしても、その繊細な細葉の恩恵から決して暑苦しくなりません。

次第に後景草とも混じりあって、より自然な様子を演出可能です。

基本を守れば丈夫で育てやすい水草

他のたいていの水草同様に、弱酸性で低硬度の水質を好みます。

大きく外れなければ問題なく育成可能です。

成長が早い部類になりますので、ソイルからはもちろん、液肥を適宜使用しながら栄養を与えていきます。

CO2の添加も60㎝水槽ならば1秒に2〜3滴で良いでしょう。

高光量下では光合成が活発になり気泡をつける量も増え、それは何とも美しい様子です。

そのような環境では葉が少し黄色味を帯びたりして違った変化を楽しむことも出来ます。

水温の適応幅も広く、陽性中心、陰性中心どちらのレイアウトでも重宝します。

トリミングには比較的強い

その細い葉や茎からくる印象とは違い、トリミングには比較的強く長期維持の面からも楽な部類に入ります。

トリミングを繰り返すうちにだんだんと小さくなっていきます。

その特徴を生かせば小型水槽を使ったレイアウトでも十分に活躍してくれるでしょう。

小さくなり過ぎたら差し戻しをしながら維持・育成をしていきます。

植栽からの様子

植栽時

60㎝水槽を使った陽性・陰性混裁の敷分けレイアウトです。

今回は水中葉を使用しています。

水中葉は茎も葉も細い為、誤って折ってしまわないように細心の注意を払います。

中景として左側にはハイグロフィラポリスペルマの前に、右側にはロタラsp.福建省の前に植栽しました。

ソイルは栄養分をかなりの高濃度で配合しているコトブキのエナジーソイルです。

植栽から2週間経過

隣のハイグロフィラ・ポリスペルマがさらに成長の早い水草ということもあって少し影になってはいますが順調に背丈を伸ばしています。

水面まであと少しというところで他の水草と一緒にトリミングをしています。

植栽から1カ月経過

ひと月もすれば青々としたマトグロッセンセグリーンを楽しむことが出来ます。

しっかりめのCO2の添加と、液肥による栄養の補給が大切です。

成長が早いのでコケの被害には遭いにくい水草ですが、このような飼育環境では他の水草についてしまう可能性が高いです。

ヤマトヌマエビなどのコケ取り生体を多めに入れて予防します。

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植栽から2ヶ月経過

ハイグロフィラ・ポリスペルマやエキノドルス・アングスティフォリアなどの水草といい塩梅で交じり合い、中景としての役割を十分に果たしてくれています。

横に伸びていくという特徴から、想定以上に広範囲に広がって成長します。

レイアウトの中でどのように使いたいかにもよりますが、最初は少なめに植栽してみても大丈夫でしょう。

最後に

ミリオフィラム・マトグロッセンセグリーンはとにかく繊細で美しい水草です。

他の水草と混裁することで自然感さらに高めることが出来ます。

丈夫で育てやすい点もレイアウトに取り入れやすくおすすめです。

何よりも光合成をして葉に気泡を沢山付けている姿は、まさに水草を鑑賞する醍醐味を味わえます。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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