こんにちは!MizukusaNewbieです。
熱帯魚に限らず、ペットを飼育する上での心配の種が旅行や急な出張などで餌をあげられないことです。
今回はそんな場合の強い味方、水槽用自動給餌器をご紹介します。
CONTENTS
熱帯魚の餌やりについて
基本的に熱帯魚の餌やりは1日に2~3回、2分程で食べられる量を与えると良いとされています。
ただし熱帯魚の種類や大きさ、飼育数などによっても違ってきますし、水槽サイズなども考慮して調整してあげることが大切です。
熱帯魚に限らず、魚の体調不良の原因は餌のあげ過ぎに起因することが少なくないようです。
それこそ慣れてくれば熱帯魚は水槽に近づくだけで餌欲しさに寄ってくるようになります。
そんな姿を見るとついつい可愛さのあまり多めにあげてしまいたくなるものです。
ただし過度な給餌は消化不良の原因になることを押さえておかなければなりません。
かと言って熱帯魚が瘦せてしまうような少量では可哀そうですので、よく観察しながら適量を判断します。
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また、餌にはリンが沢山含まれています。
リンは植物の生育に必須である三大栄養素のうちの1つであり、必要不可欠なものです。
ただし過剰なリンは水槽内のコケの原因、とりわけ黒髭ゴケの原因とされます。
食べきれずにいつまでも水面や底に溜まっているエサは水槽内の栄養バランスを崩してしまいますのでやはり注意が必要です。
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餌やりが出来ないときの強い味方が自動給餌器
例えば旅行などでしばらく家を空けたい場合。
また、急な出張や用事が入って家に帰ることが出来ないこともあるでしょう。
そんな時に心配なのがペットの餌の問題です。
お腹をすかさせては可哀そうですし、なんとかして餌をあげたい。
そんな時に活躍するのが自動給餌器です。
猫や犬用だけでなく、水槽用もちゃんとありますので心配はご無用です。
回数や量を細かく設定できるものから、ごく単純な設定のものまで種類は様々です。
ご自身の用途に合わせて選択してみてください。
おすすめの自動給餌器
オートフィーダー AF-2003
非常にシンプルな構造の自動給餌器です。
単三電池2本を使用します。
本体前面の透明なフタを開けてボックスに餌を入れます。
粉末からフレーク、棒状にペレットタイプ等、様々な餌の種類に対応。
レバーを調節することでで給餌する量を段階的に選択することが出来ます。
水槽への設置はクランプで挟むタイプですので水槽の種類やサイズを選びません。
しっかりと安定して留めることが出来て安心です。
フードボックスがドラムになっていて、モーター駆動によって1回転する間に給餌口からエサが出てくるシンプルな仕組み。
給餌口は通常上を向いて止まりますのでエサが湿気る心配はありません。
12Hもしくは24Hに1回という、2通りのタイマー設定のみ選択することが出来ます。
数回に分けて給餌したい場合など、もう少し細かくタイマー設定を行いたい時には向きませんが、とにかく急場をしのぐにはこれで十分だと感じます。
実際に粉末状の餌をセットし、小型熱帯魚が20匹ほどの60cm水槽にて使用しました。
最も給餌量の少ない設定で、1回の給餌量としてはちょうど良いと感じます。
もう少し量を増やしたいなとさらにレバーを一段階開くと思いのほか大量に出てきますので注意が必要です。
一度水槽外で試してみながら量を調節されることをお勧めします。
比較的安価であることからも、いざという時の為に1つストックしておくと安心でしょう。
タイムストップ NEXT FEEDER S
こちらはドラム回転式ではないタイプの自動給餌器です。
四角い白のボディはドラム式よりもスッキリとして見えますので、水槽周りの美観にこだわりたい場合に適しています。
とはいってもそれなりの大きさがありますので45cm以下の小型水槽では存在感はあります。
ブラケットは少し不安定な造りですのでしっかりと締めて固定する必要があります。
単四乾電池を3本使用。
こちらも各種の餌の形状に対応しています。
コンテナ部分が上を向いていますので設置したまま餌を補充することが出来、ドラム式に比べて使い勝手がよいと感じます。
給餌のタイミングを、8H・12H・24H・48H・72Hの5通りから選択することが可能です。
平均的な一日に1~3回の給餌はもちろん、3日に1回まで選べるのは便利です。
給餌量の設定は0.2gを1~5回まで設定可能。
2つのボタンを同時に長押しすることでマニュアル給餌も出来ます。
本体下部にフタつきの給餌口があり、フタの開閉で餌を排出する仕組みです。
使用していて餌が湿気って固まるようなことはありません。
粉末状の餌を1回0.2gの設定で、小型熱帯魚約20匹ほどの60cm水槽でちょうど良い給餌量です。
それ以下のサイズの水槽では供給過多になってしまう可能性がありますので注意が必要です。
最後に
自動給餌器は旅行や出張などで家を空けなければならないときの心強い味方です。
どの程度の機能が必要なのかを判断しながら選択してみてください。
ただし、給餌器はあくまでも補助的に使うことをおすすめします。
出来る限りご自身で餌を与え、熱帯魚の体調や様子を日々観察することが大切です。
上手く利用して快適な水槽生活を!