こんにちは!MizukusaNewbie的熱帯魚図鑑。
今回ご紹介するのは水草水槽のどんな水景にもマッチする使いやすい超小型種、テトラオーロです。
見た目はシンプルながらも飼い込むほどに美しくなり、丈夫で飼いやすいおすすめの熱帯魚です。
CONTENTS
テトラオーロの基本データ

| 名称 | テトラオーロ |
| 学名 | hyphessobrycon elachys |
| 生息地 | ブラジル |
| 大きさ | 約2.5㎝ |
| 適性水温 | 20~28℃前後 |
| 適性水質 | 弱酸性~中性 |
| 見た目の美しさ | |
| 育てやすさ | |
| 群泳のしやすさ | |
| 購入のしやすさ | |
| おすすめ度 |
テトラオーロについて
超小型種の中では貴重な、いかにも魚然としたたたずまい

テトラオーロはブラジル・パラグアイ川に生息するカラシンの一種です。
体長約2.5cmと、カラシンの中でも特に小さな部類に入る同種は小型水槽から大型水槽まで、どのような水景にもマッチする大変使いやすい熱帯魚です。
ポイントは小さいながらも如何にも魚然とした佇まいにあるでしょう。
体長が3cmに満たないような”超”小型熱帯魚はどちらかというと体高のない細長い魚形をしています。
一方のテトラオーロは体高がそれなりにある為に、小さいながらも立派な魚らしい形をしています。
この特徴は特に小型水槽においてとても有効であり重宝します。
シルバーの美しい体色は飼い込むことで魅力倍増

シルバーの体色をベースに、尾びれの根元にダイヤ型の黒いスポットとその上下に白いスポットが入ります。
とてもシンプルに見えますが、飼い込むうちにシルバーはより輝いて見えるようになります。
そんなシルバーに水草のグリーンが反射した姿は美しく一見の価値ありです。
さらには金色を帯びたような体色を呈してくるなど、まさに”オーロ(イタリア語で黄金”)の名は伊達ではありません。
体高のある魚体と併せてテトラオーロが存在感のある理由の一つです。
オスのフィンスプレッティングは見応えあり

オスは成長すると背ビレと尻ビレが大きく伸長してきます。
そんなオスがフィンスプレッティングをする姿は非常に見応えがあります。
フィンスプレッティングとは、ヒレを大きく開いて相手を威嚇したり求愛する行動のことです。
テトラオーロに限らず、そのようなダイナミックな様子を楽しむのも熱帯魚飼育の醍醐味です。
沢山の匹数を入れて群泳を楽しみたい

テトラオーロはとても小さい熱帯魚の為、小型水槽でもそれなりの匹数を飼育することが可能です。
それこそ30cmキューブ水槽などでもしっかりとした群泳を楽しむことが出来ます。
シンプルな見た目ですので、数を入れることによってこそその存在感が出るといっても良いかもしれません。
山岳レイアウトや草原レイアウトなどの単一植栽のレイアウトでは、まるで鳥が空を飛んでいる様な錯覚を覚えます。
その他のレイアウトでは補完的に色鮮やかな熱帯魚と組み合わせてあげるとお互いが引き立つでしょう。
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温和な性格で他の熱帯魚との混泳は問題なし

穏やかな性格の熱帯魚ですので他の熱帯魚との混泳も問題ありません。
ただしテトラオーロはかなりの小型ゆえに他の熱帯魚からは標的にされる可能性があります。
そんな場合は水草を多く植栽したり隠れるところを流木などで作ってあげるとよいでしょう。
また数を多めに入れることは、多種からの威嚇防止という点でも役に立ちます。
小型であるが丈夫で飼育もかんたん

テトラオーロは小さいながらもとても丈夫で飼育しやす熱帯魚です。
適応する水質の幅も広く、多少の悪化にも耐えることが出来ます。
寿命は安定した環境であれば3~5年程。
初めて熱帯魚を飼育する方にもおすすめ出来る種類です。
定番種の為に比較的手に入れやすい

古くから親しまれる熱帯魚で入手は比較的容易です。
アクアリウムショップ、ネット共に在庫してあることが多いです。
価格も安価な部類に入リますので、匹数を増やして群泳させるのにも有難いポイントです。
群泳するのに適した10匹単位で購入されることをおすすめします。
テトラオーロの基本的な育て方
適性水温や水質

その他の熱帯魚と同様に20~28℃くらいが飼育可能な水温です。
あまり水温が低いと活性も上がりませんし病気になる可能性も高くなりますので、陰性水草の適温である23℃から陽性水草のよく育つ26℃程度の範囲が良いでしょう。
水質に関しては弱酸性から中性までが適していますが、よりシルバーを美しくさせたい場合は弱酸性の低硬度で飼育します。

群泳させることが多い為沢山の匹数を飼育する場合があります。
バクテリアの定着が弱い立ち上げ間もない時はもちろん、水換えを怠らずにアンモニアなどの有害物質が蓄積しないように心がけたいところです。
適宜試薬などを使って測定するようにしましょう。
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餌について

テトラオーロは人工飼料でもよく食べてくれます。
最初は臆病な性格からか水面まで浮かんでこないこともありますが、慣れてくれば近づくだけで水面に食べにくるようになります。
特に小さい熱帯魚ですので、小型カラシン用の細かいものを与えます。
餌は水を汚したり栄養過多になる原因の一つですので、なるべく残らないようにしたいところです。
そういった観点からも高浮上性の餌は施餌量を管理しやすく好都合です。
2分程度で食べきれる量を1日2、3回与えるのが1つの目安と言われていますが、あくまでも参考にしながら少ない量から与え始めることをおすすめします。
繁殖について

同じく繁殖を狙えるブラックネオンテトラ
ネオンテトラなどのカラシン目は通常繁殖は難しいとされていますが、テトラオーロについては繁殖を狙うことが出来ます。
オスは尾ビレと背ビレが伸長し、メスは腹部がふっくらとしるのが特徴。
環境が整っていて個体が成熟していれば繁殖の為にオスがメスを追い掛け回します。
ばら撒きとよばれる産卵形態なので、ウィローモスなどの産卵床を多く入れると良いでしょう。
病気について

テトラオーロは丈夫な熱帯魚なので病気になるリスクは低いですが、白点病や白カビ病などよくある病気には気をつけましょう。
一度病気になってしまうと治癒するためにはたいへんな労力と時間がかかります。
病気にならないように細心の注意を払って予防に努めることが大切です。
具体的な原因としては餌の与え過ぎ、ストレス(水質環境の悪化・魚数の過多・愛称の悪い他種との混泳など)、水温の急激な変化、導入時の水合わせの失敗などが挙げられます。
とくに環境の変化時に体調を崩しやすくなりますので、水合わせはしっかりと行いましょう。
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最後に

テトラオーロはそのシンプルな見た目と小さなサイズから一見地味な熱帯魚に見えるかもしれません。
ところが飼い込むうちにますます美しくなったり、見応えのあるフィンスプレッティングを楽しめる等とても魅力的な種類です。
緑や赤などの様々な水草、小型から大型までの水槽、どのようなレイアウトにもよく合う使い勝手のよいところが真骨頂。
一度飼育すれば手放せなくなること間違いなしです。
最後までご覧いただきありがとうございました!