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【熱帯魚図鑑】グリーンネオンテトラは美しい群泳を楽しめる丈夫な小型熱帯魚

2025年12月14日

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【熱帯魚図鑑】グリーンネオンテトラは美しい群泳を楽しめる丈夫な小型熱帯魚

2025年12月14日

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こんにちは!MizukusaNewbie的熱帯魚図鑑。

今回ご紹介するのは小型熱帯魚を代表する人気種、グリーンネオンテトラです。

メタリックブルーの体色がとても美しく、丈夫で育てやすい初心者にもおすすめの熱帯魚です。

グリーンネオンテトラの基本データ

名称 グリーンネオンテトラ
学名 Paracheirodon simulans
生息地 ブラジル・コロンビア
大きさ 約3㎝
適性水温 20~28℃前後
適性水質 弱酸性~中性
 見た目の美しさ
育てやすさ 
群泳のしやすさ
 購入のしやすさ
おすすめ度

グリーンネオンテトラについて

カラシンの仲間を代表する人気種

それこそ熱帯魚には沢山の系統・種類がありますが、カラシンとよばれる南米やアフリカに生息している淡水魚はその代表です。

その中でもポピュラーなのはネオンテトラで、誰でも一度は目にしたことのある熱帯魚といえるでしょう。

小型で美しく、丈夫で飼いやすいことから不動の人気を誇ります。

ネオンテトラの全景

赤のラインが特徴のネオンテトラ

キラキラと光るブルーの体色に赤のラインはとても見応えがあります。

その赤のラインがより広範囲に及ぶのがカージナルテトラで、こちらも定番の人気種です。

そしてその赤の部分がほとんど無く、メタリックブルー一色の体色を持つのが今回ご紹介するグリーンネオンテトラです。

ネオンテトラ系ではもっとも小型

ネオンテトラは成長すると約4~5cmほどになります。

カージナルテトラもやはり同じくらいの大きさです。

一方でグリーンネオンテトラは最大でも3~3.5cmと、この中では最も小型なサイズです。

この0.5から1cmくらいの差は意外と大きいもので、それこそ30cmキューブ水槽などの小型水槽では顕著にその差が出ます。

飼育可能な数もその熱帯魚の大きさが係わる問題ですので、より沢山の熱帯魚を入れて群泳を楽しみたい場合などはメリット大です。

ほぼメタリックブルー一色の清々しさが特徴

前述のように、体色に赤のラインがほぼ無いのがグリーンネオンテトラの特徴です。

とはいえ全く赤の見えないものから若干赤が乗っているものまで個体差によって多少違います。

個体差の他にワイルド(原産地のもの)かブリード(繁殖させたもの)かによっても違うようです。

ただしほぼ赤に関しては泳いでいる姿を見る限り気にならないレベルです。

メタリックブルーの体色はとても清々しく、どのようなレイアウトや水景、水草ともマッチします。

単一で飼育するのはもちろん、他の熱帯魚と泳がせてもお互いの良さを引き出す良い相棒になってくれます。

とても丈夫で飼育しやすい

とても丈夫で飼育のし易い熱帯魚です。

そのような面もグリーンネオンテトラが人気である所以でしょう。

多少の水質の悪化や水温の変動にも耐えうる強さを持ちます。

白点病その他の病気にもかかりにくく、初心者の方の初めての熱帯魚にも適しています。

もちろん快適な環境を作ることでより元気に美しく飼育できることは言うまでもありません。

群泳を楽しむことが出来る

カラシンの多く、それこそネオンテトラ系は群泳を楽しむことが出来るのも特徴の一つです。

群泳とは水槽内で同種の熱帯魚が固まって泳ぐことを言います。

それこそ水草水槽や熱帯魚飼育の醍醐味といっても過言ではありません。

固まって泳ぐテトラオーロ

単数ですと群泳をし難いので少なくとも5匹以上、出来たら10匹以上を飼うのがおすすめです。

グリーンネオンテトラも例に漏れずよく群泳をしてくれる種類です。

環境に慣れてくると当初よりはばらけてくる傾向もありますが、それでも十分に美しい群泳を楽しむことが出来るでしょう。

温和な性格で他の熱帯魚とも混泳可能

とても穏やかな性格の熱帯魚ですので他の熱帯魚との混泳にも適しています。

グリーンネオンテトラをメインにしてグラミーやラミレジィなどの形や柄・色味の違う魚種をポイントに使うとメリハリのついた水景を作ることが出来ます。

大きさがあまりにも違う種類や気性の荒い熱帯魚と組み合わせる時は、水草を多く植栽したり隠れるところを流木などで作ってあげるとよいでしょう。

同種間で追いかけまわしたりということもほぼ無く、安心してゆったりとした気持ちで鑑賞することが出来ます。

人気種の為に手に入れやすい

淡水熱帯魚を代表する人気種の為手に入れるのは容易です。

専門のアクアリウムショップはもちろん総合ペットショップにも置いてあることが多く、ネットでも常に購入可能といっても間違いありません。

価格も安価な部類に入リますので、匹数を増やして群泳させるのにも有難いポイントです。

ワイルドの方が多少ブリードよりも高価になりますが、よくよく見たりこだわりが無ければどちらを購入してもさほど差を感じることはありません。

飼育環境の一例

キューバパールグラスを使った山岳風レイアウトです。

山岳風や草原風などの単一植栽のレイアウトでは熱帯魚も同じように単一種にした方がスッキリと美しく決まります。

まるで熱帯魚が空を舞う鳥のようにも見えてきて不思議な感覚を覚えます。

小型で美しく、群泳をよくするグリーンネオンテトラはまさにこのようなレイアウトにピッタリ。

中層から上層を好んで泳ぐこともさらに適しているポイントといえます。

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グリーンネオンテトラの基本的な育て方

適性水温や水質

その他のだいだいの熱帯魚と同様に20~28℃くらいが飼育可能な水温です。

あまり水温が低いと活性も上がりませんし病気になる可能性も高くなりますので、陰性水草の適温である23℃から陽性水草のよく育つ26℃程度の範囲が良いでしょう。

水質に関しては弱酸性から中性までが適していますが、もともと丈夫な種類ですのでその範囲の内であればそこまで気にすることはありません。

群泳させることが多い為沢山の匹数を飼育する場合があります。

バクテリアの定着が弱い立ち上げ間もない時はもちろん、水換えを怠らずにアンモニアなどの有害物質が蓄積しないように心がけたいところです。

適宜試薬などを使って測定するようにしましょう。

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餌について

グリーンネオンテトラは人工飼料でもしっかりと食べてくれます。

水面まで浮いてきて餌を食べますので高浮上性の餌を与えるとよいでしょう。

口が小さいので小型カラシン用の細かいものが適しています。

餌は水を汚したり栄養過多になる原因の一つですので、なるべく残らないようにしたいところです。

そういった観点からも高浮上性の餌は施餌量を管理しやすく好都合です。

2分程度で食べきれる量を1日2、3回与えるのが1つの目安と言われていますが、あくまでも参考にしながら少ない量から与え始めることをおすすめします。

痩せすぎていないかは逐一チェックするようにしましょう。

この餌は浮上性に優れ、且つ粒がとても細かいので稚魚から成魚までおすすめです。

グリーンネオンテトラは若干の草食性を有しています。

柔らかい水草を植栽している場合は新芽などの柔らかい部分を食べます。

繁殖について

繁殖を狙いやすいアカヒレ

グリーンネオンテトラは繁殖が難しい熱帯魚です。

これは同系のネオンテトラやカージナルテトラにもいえます。

もちろん環境が整えば自然に繁殖することもあるようですが、手間などを考えると購入したほうが早いでしょう。

同じカラシン系でも、ファイヤーテトラやグローライトテトラなどは繁殖が比較的容易です。

もし本格的に繁殖を楽しみたいのであれば、グッピーやアカヒレなどのかんたんに繁殖が楽しめる熱帯魚がおすすめです。

病気について

水合わせ中のグリーンネオンテトラ

グリーンネオンテトラは丈夫な熱帯魚なので病気になるリスクは低いといえます。

とはいっても白点病や白カビ病などよくある病気には気をつけましょう。

一度病気になってしまうと治癒するためにはたいへんな労力と時間がかかります。

病気にならないように細心の注意を払って予防に努めることが大切です。

具体的な原因としては餌の与え過ぎ、ストレス(水質環境の悪化・魚数の過多・愛称の悪い他種との混泳など)、水温の急激な変化、導入時の水合わせの失敗などが挙げられます。

とくに環境の変化時に体調を崩しやすくなりますので、水合わせはしっかりと行いましょう。

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最後に

グリーンネオンテトラは初心者の方からベテランさんまでとてもおすすめの熱帯魚です。

とにかく丈夫で小型、かつ群泳もしてくれるなど良いところばかり。

メタリックブルー一色の清々しさはシンプルながらも美しく、観ていて飽きません。

どのような水景にもマッチする使いやすさもポイントです。

是非グリーンネオンテトラを魅力を堪能してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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