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GEX・Glassterior AGS -OF450- を水草水槽として使用することは出来るのか考察します!【小型オーバーフロー水槽】

2021年6月1日

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GEX・Glassterior AGS -OF450- を水草水槽として使用することは出来るのか考察します!【小型オーバーフロー水槽】

2021年6月1日

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こんにちは!MizukusaNewbieです。

GEXより販売されています小型オーバーフロー水槽、Glassterior AGS -OF450-。

この水槽は果たして水草水槽として使用することが出来るのか、それが今回のテーマです。

当初描いたイラストと見比べてみる

こちらが私が当初描いていた完成予想図です。

凹型構図を採用し、流木と石を使用したごく一般的なレイアウトです。

前景草と中・後景草を各々植栽し、赤色の水草も使用します。

そしてこちらが完成した実際の水景です。

大体ではありますがイラストのイメージに近い水景になったのではないかと思います。

もう少し前景草のグロッソスティグマが繁茂し、ロタラ・ロトンディフォリアも赤く色付く予定ではありました。

GEX Glassterior AGS -OF450-について


出典:GEX公式サイトより

この水槽についてもう少し詳しく。

GEXはaquaristaというブランドを立ち上げました。

このaquaristaの商品に関しては契約店のみの販売ということでネットショップでは手に入りません。

そして AGS -OF450- はこのラインアップに加わることになったようで、おそらく在庫限りで通販では購入出来なくなりそうです。

サイトを見る限りでは両者の仕様等は同じであるようです。

実際に使用してみて良かったと思うところ

見た目がクールである

やはりブラックを基調としたガラス中心の外観はクールな印象を与えてくれます。

オーバーフローということで濾過槽と水槽が一体であり、外部式や外掛け式フィルター本体はもちろんホースなど目につくものが無くスッキリとしています。

さらにはヒーターも背面中央のスペースに隠すことが出来ますし、CO2の拡散筒も見せたくなければ同じスペースに設置可能です。

水槽内に余計なものが無いということは水景を作るという点において大きなアドバンテージになります。

さらには付属照明であるGEX・ClearLED POWERX 4050も本体がブラックということで統一感は言うことなしです。

水草や生体がキレイに見える

気泡までもキレイに鑑賞できます

背面及び側面がブラックスモークガラス、背面中央オーバーフロー部のカバーもブラックの樹脂素材ということで水草の緑や赤色がとてもキレイに見えます。

水草水槽の醍醐味の一つは水草が光合成して気泡を上げる姿です。

その気泡一つ一つまでも良く確認することが出来るのは黒が背景の大きなメリットです。

もちろん色とりどりのカラフルな熱帯魚の色も鮮やかに映ります。

周りが黒いことで熱帯魚などの生体がリラックスできるという効果もあります。

反対にイマイチだと思う点

水位が高すぎる

前面とサイドは約1.5センチ、後部に至ってはチューブやコードを通す為であろうと思われますが他の箇所より低く作られているため水位は相対的にさらに上がります。

どうしても水位を低くしたい場合はオーバーフローパイプを切断する必要があり、仮に切断すると水位を元に戻すことは難しくなります。

交換用パーツも販売はされていますので気になる場合は試してみるのも手かもしれません。

水位が高いことで蓋が必要なことも

上層部を泳ぐ魚やよく跳ねる魚は要注意です

蓋をしないと生体によっては飛び出してしまうことがあります。

蓋を閉めたとしても後ろ側に隙間が出来てしまう為、そこから魚とエビが脱走する事案が何回か起きてしまいました。

メダカやメダカの仲間の熱帯魚、レインボーフィッシュなどの水槽上層を泳ぐ魚は気を付ける必要があります。

蓋をすると水草の成長には良くない

2灯体制で少し盛り返してきた水草達

ガラス蓋があるとどうしても届く光量が減る為、強い光を必要とする水草には不利になります。

グロッソスティグマもどちらかというと匍匐せずに立ち上がり気味になります。

というわけで結局同じPOWER X を使い2灯体制にする場面もありました。

ミクロソリウムなどの陰性水草であればちょうど良いかもしれません。

オーバーフローの特性上CO2が逃げやすい

オーバーフローの特性上、水槽から下部のろ過槽に水が流れ落ちます。

その際にせっかく添加したCO2が逃げてしまうことはどうしても避けられません。

もしCO2の添加が必須な水草を育てるのであればこれはマイナスポイントになるでしょう。

逃げてしまう分を見越して多めに添加する、そもそも添加が必要でない水草を使うなどの工夫が必要になります。

その反面酸素は供給しやすい構造といえますのでこちらはストロングポイントといえます。

ろ過槽にアクセスするのが大変でろ材やポンプの確認やメンテが出来ない

可能な限り水を抜けばなんとか持ち上げられます

ろ過槽の上に水槽本体が乗っているので、水槽内に水が入っている状態ではアクセスすることが出来ません。

水をほとんど抜いてしまって軽くした状態でないと持ち上げられないのは少し厄介です。

水を抜いたとしてもソイルを使用している場合は結構な重量になり、お年寄りや女性にはちょっと厳しいかもしれません。

外部式フィルターにせよろ材のメンテナンスは半年ほどが目安ですが、果たして濾過槽内がどうなっているのか確認できないというのは不安要素ではあります。

※現在販売されているGa Glassterior AGS SLIDE OF-230はろ過槽がスライド式になり、引き出してメンテナンス出来るようになっています。

ブラックの感じに飽きてしまう可能性も

例えばブラックスクリーンなどを使用する場合は気分で変更することが出来ます。

ただしこの水槽は元々ブラックが基本の為イメージチェンジすることは出来ません。

ネイチャーアクアリウムのような自然の情景を作る水槽ではなく、どちらかというと創作的な水景のほうがよりこの水槽を活かせるのかなと思います。

または深海を思わせるようなサンゴや海水魚を使ったレイアウトにも適していると言えるでしょう。

最後に

陰性水草中心の水槽

以上の結果から導き出した私の結論としては、”この水槽を水草水槽に使用することは十分に可能であるがそこまでは向いていない”となります。

例えば熱帯魚をメインとした水槽、ミクロソリウムやボルビティスなどのCO2の必要ない陰性水草中心の水槽、またはサンゴや海水魚の水槽であればこの水槽のメリットを存分に活かすことが出来るでしょう。

とにもかくにも個性的な水槽ですので、上手く利用して素敵な水槽を作りたいところです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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