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【水草図鑑】ロタラ・マクランドラグリーンは柔らかさと優しさを持つ水草界隈きっての癒し系【後景草】

2025年8月5日

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【水草図鑑】ロタラ・マクランドラグリーンは柔らかさと優しさを持つ水草界隈きっての癒し系【後景草】

2025年8月5日

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こんにちは!MizukusaNewbie的水草図鑑。

今回ご紹介するのは、柔らかで優しい雰囲気が特徴の有茎草、ロタラ マクランドラ グリーンです。

育成環境データ

水槽 45㎝規格水槽
照明 Chihiros・WRGB2・Proで8時間
CO2 約1秒に1.5滴
ろ過フィルター エーハイムクラシック・2213
ソイル コトブキ・エナジーソイル ノーマル/パウダー
 固形肥料 ADA・ボトムプラス
  液体肥料  ADA・グリーンブライティ・ニュートラルK
  ADA・グリーンブライティ・ミネラル
  ADA・グリーンブライティ・アイアン
GH
PH 6.5~7
水温 26℃

ロタラマクランドラグリーンについて

葉形、色合い共に柔らかで優しい印象の水草

ロタラ マクランドラ グリーンは数あるロタラの中でもとても人気のある品種です。

形と色合いによる柔らかな印象の葉が特徴で、水草レイアウトにあってとても優しい雰囲気を演出することが出来ます。

通常の葉型の水草や線やテープ状のもの、その他様々な葉型を持つ水草と混栽させることでより自然感を出すことが可能。

葉色はグリーンが基本ですが、環境によって色の変化を楽しむことも出来ます。

葉の先端が黄色や赤色に染まったマクランドラグリーンはその草姿と相まってさらに優しい雰囲気を醸し出します。

水槽サイズを選ばない使い勝手のよさ

環境に依らず水面に向かって真っ直ぐに伸びる傾向があるので、おもに中景から後景に用いるのがおすすめです。

葉自体がそこまで大きくならず、中型水槽から大型水槽はもちろん、小型水槽でも大いに活躍してくれるのも嬉しいポイント。

特に葉の大きさがネックになる30㎝キューブなどの小型水槽では貴重な後景草の候補になるでしょう。

人気種の為流通も多く、店頭・ネットともに手に入れることは容易です。

初めての水草、レイアウトにも使いやすい水草です。

ロタラマクランドラグリーンの育て方

他のロタラ系水草同様に。丈夫で育成自体はかんたんな水草です。

弱酸性の低硬度の環境下がベストですが、少し偏っていてもしっかりと育ってくれるのはありがたい点です。

光量は一般的な水草育成用照明を8時間程照射すれば十分でしょう。

CO2も同様に、60センチ水槽であれば1秒に2〜3滴の割合で添加します。

光の強さとCO2の量によって葉色の変化を楽しむことが出来ます。

柔らかな葉の裏にたくさんの気泡をつける姿はなんともいえない極上の癒しです。

水温は24℃でも26℃の水槽でも成長の違いは特に感じられません。

陰性水草中心で、水温を低く設定した水槽でも大活躍してくれます。

根からの栄養補給を大切に液肥をプラス

ロタラマクランドラグリーンは有茎草の中でも成長の早い種類です。

根からの栄養補給が大切ですので、しっかりと養分を含んだソイルで育成するのがおすすめです。

ただし高栄養のソイルは立ち上げ時に藍藻やその他コケ類が出やすいなど、扱いに注意をする必要があります。

水換え頻度を上げるなどして対処しましょう。

もちろん吸着系ソイルでも問題なく育成出来ますが、栄養切れが早い分、定期的な固形肥料の追肥を忘れないようにしたいところです。

液体肥料で鉄分を与えてあげると色が赤くなりやすく、マクランドラグリーンの魅力をさらに味わうことが出来るでしょう。

トリミングにも強く長期維持も楽

前述のように成長速度が速い為、トリミングをする頻度は高くなります。

これまた他のロタラ同様にトリミングには強いですので、どんどんトリミングしながら美しい茂みを作っていきます。

トリミングに強いことは長期維持という観点からもとても助かります。

陰性水草と混栽させて長くレイアウトを楽しみたい場合にもうってつけです。

調子を崩したら差し戻しをしましょう。

中・後景に使用することが多いので照明の当たらない根元から元気を失くすことが多いです。

植栽からの時間経過とその様子

植栽時

45㎝水槽を使ったレイアウトでの育成記録です。

今回は水中葉を植栽しますが、すでに葉先がピンクっぽい淡い色を呈しています。

水中葉は水上葉に比べて茎が柔らかく、植え込み時にはピンセットで潰したり千切れないように注意が必要です。

また水中葉は水槽の環境の適応に失敗すると枯れたり溶けたりすることがあります。

水上葉は水中葉に展開する時点で環境に馴染むことから失敗が少なく、最初のうちはおすすめです。

向かって右奥に後景として使用します。

植栽から1週間経過

一週間ほどすれば水面まで到達しました。

一度目のトリミングを行います。

少し本数が寂しかったので差し戻しをしています。

差し戻しとは切った先端側を低床に植え付ける作業です。

やがて根を張り同じように成長してくれます。

これを繰り返すことで本数を増やしたり、調子を崩した水草と入れ替えることが出来ます。

植栽から1ヶ月経過

いい感じに他の水草たちと混じり合いながら本数も増えてきました。

周りに細い針のような繊細な葉を持つミリオフィラム・ガイアナドワーフ、テープ状のエキノドルス・アングスティフォリウス、赤系水草のニードルリーフ・ルドウィジアを植えています。

形や質感、色違いの水草を混ぜることでより自然感が増し、その水草本来の魅力をさらに引き出すことが出来ます。

植栽から2カ月

だいたい思っていた通りに成長し、繁茂しました。

他の水草が少し調子を崩した時期があった中でも、特にいじけることもなく順調に育成出来た辺り、やはり丈夫で育てやすい水草だと実感します。

最後に

丈夫で成長が早く、初心者でも育てやすいロタラマクランドラグリーン。

とても味わいのある柔らかな優しい葉で、個人的にもとてもお気に入りの水草です。

どのような水槽サイズ・レイアウトにも合いますのでヘビーユース間違いなし。

是非レイアウトに取り入れてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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