こんにちは!MizukusaNewbieです。
今回はクリスタルアクアより発売されているウォーターフローCO2ディフューザーを使用して、水草水槽へのCO2添加のインライン化を試みるというお話です。
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水草水槽へのCO2添加について
水草水槽にCO2の添加は必須
水草水槽で水草を育てるにはCO2の添加がマストといえます。
水草もその他の植物同様に光合成を行い、その光合成をするには光と二酸化炭素が必要だからです。
ただし、水中には大気中と違ってそこまで二酸化炭素が含まれていません。
熱帯魚等の生体からも二酸化炭素は出るのですが、その量は微々たるもので水草の育成にはとても足りません。
そこで強制的に水槽内にCO2を添加してあげる必要が出てくるのです。
こちらの記事ではおすすめの添加方法について紹介しています。
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例えばウィローモスなどの苔類、ミクロソリウムやボルビティス・ヒュディロッティに代表されるシダなどの陰性水草には必ずしもCO2は必要ありません。
ですがよりキレイに美しく育てようと思うのであれば、やはり添加が必要です。
水槽内への拡散にはディフューザーの使用が一般的
ボンベ等から発生させたCO2を水槽内に溶け込ませるには拡散筒(ディフューザー)とよばれるものを使用します。
水槽に合わせたサイズ、形状、素材など多種多様に渡ります。
ガラス製のものを使えば美しくおしゃれに、プラスチック製のものを使用すれば気軽に添加することが可能です。
ただしどれを使うにしても水槽内にディフューザー本体に加えてチューブなどの付帯物が発生します。
それらは見た目以上に掃除の際などのちょっとした障害物にもなります。
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CO2インライン化の方法とメリット
CO2をフィルターから水槽内までの経路のどこかで添加することが出来れば水槽内は格段にスッキリとするでしょう。
また、水槽内よりもさらに手前から添加することによって溶解効率の向上も期待できます。
その方法としては外部式フィルターから出水口までのラインに専用の器具を装着することになります。
そこで今回ご紹介するクリスタルアクア・ウォーターフローCO2ディフューザーの出番です。
クリスタルアクア・ウォーターフローCO2ディフューザーについて
クリスタルアクアは水草育成用の照明をはじめ、CO2関連用品や各種オリジナル製品を販売しています。
私も同社製の電磁弁付CO2レギュレーターなどを使用していますが、安価で品質の良い製品だと感じます。
そしてそのラインアップの中にインライン添加用の同製品があります。
スーパーミスト技術により微細なCO2の発生を実現させ、高効率の添加に寄与するとしています。
光がほとんど入らずコケの付着の心配がなくメンテナンスフリーで使用可能とのこと。
ちなみに12/16mmホース用と16/22mmホース用の2種類が用意されています。
実際に取り付けてみましょう
先ずは本体を出水側のホース間にはさみます
本体はとても軽くコンパクトです。
水槽周りの必需品、エーハイムのダブルタップとそこまで大差なく、見た目的に大きく気になることはないでしょう。
全体が黒いスモークに覆われていますのでこれでコケが生えないということと思われます。
ネジ式のキャップを締め込むことでホース類が外れることなく安心して使用できます。
出水パイプとダブルタップの間に接続しました。
ちなみに向きの指定はなく、どちら向きに使用しても問題ないとのことです。
CO2ボンベと接続する
今回は小型ボンベに同じくクリスタルアクアのCO2レギュレーター、SS-1GR02ABを接続して使用してみます。
こちらのCO2レギュレーターは電磁弁が一体となっており、さらにバブルカウンターも付属しています。
別売りの接続アダプターを使えば大型ボンベにも接続可能になり、将来的なグレードアップにも対応します。
3秒に2滴ほどの添加量にしています。
説明書通り逆流防止弁を装着して、本体にCO2チューブを接続します。
チューブを接続する部分は少し弱そうなので注意が必要と感じました。
特に難しいことは無く、ごく簡単に接続が完了しました。
フィルターと電磁弁をオンにします
電源を入れていざ稼働させてみても、CO2が添加されていることはパッと見ではわかりません。
よくよく水槽内を観察してみると、確かに細かい気泡が沢山浮遊しているのが分かります。
文字通り細かいミスト状のCO2が添加されている証拠です。
ホースや出水パイプにも細かな気泡がついているのが確認出来ます。
肝心の水草ですが、しっかりと気泡を付けて問題なく光合成をしてくれています。
最後に
水草水槽においてなるべく水槽内をすっきりさせたい時にもってこいのクリスタルアクア・ウォーターフローCO2ディフューザー。
接続もとてもかんたんで、細かいCO2がしっかりと添加されていることも確認できました。
あとはどこまでメンテナンスフリーでいけるのかという問題ですが、これはしばらく使ってみるしか分かりません。
水槽内に使用するディフューザーはモノによっては意外とすぐに目詰まりしてしまったり、環境によってすぐにコケが付着する場合があります。
インライン化することによってこれらのマイナス面が減るのであればとてもありがたい製品といえます。
最後までご覧いただきありがとうございました!