こんにちは!MizukusaNewbieです。
今回レビューしますのは、次世代型LED照明の絶対王者!Chihiros・WRGBⅡ ”PRO” です。
CONTENTS
Chihiros・WRGB シリーズについて
アプリを使った次世代型LED照明
水草水槽用のLED照明の中で、早くからアプリを使って様々な機能を付加した製品をラインアップしているのがChihirosです。
例えばタイマー機能をアプリで管理することによって、別途照明用にタイマーを用意する必要がなくなりました。
さらに、徐々に任意の時間をかけて最小から最大の明るさになるように設定したり、その逆に少しずつ照明を落としていくような設定をすることも出来ます。
さらにはRGB球、すなわちR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の球のそれぞれの強さをコントロールすることも可能。
好きな色味を表現したり、水草や生体それぞれに適した光量や色温度に設定したりと、まさに次世代型の高機能LEDといえます。
通常版、スリム、PRO の3種類のラインアップ

WRGBⅡ・SLIM 45 でも1800lmを発生
それぞれの水槽サイズ毎に通常版、スリム、PROの3種類が用意されています。
その違いは基本的にLED球の搭載数です。
水草の育成に関して、どの機種も同クラスのLED照明に対して十分すぎるパワーを持ちます。
さらにPROになるとRGBの3種類に加えて、ホワイトが追加されています。
RGB球独特の緑がかった色合いを、より自然な色に魅せることができます。
もちろんアプリのおまかせ設定や手動設定でそれぞれの色の発光具合を変更して、ホワイトを切ってしまうことも可能です。
驚きのハイパワーで1サイズ上の水槽サイズまでカバー
どの種類を選んでも、同クラスのLED照明と比較して非常に強い光量を確保しています。
ちなみに30cm用でいえば、通常版が2300lm、スリムが1200lm、PROが3260lmの光束量です。
これだけあれば、強い光を要求する前景草から赤系の有茎草まで育たない水草は無いといって良いでしょう。

同じくRGB球を使用したADAのアクアスカイ・RGB
さらにはRGB球の恩恵で、水草がとても元気にイキイキとよく育ちます。
この為、30cm水槽用とはいえ45cm水槽までが対応サイズとなります。
どのサイズ用も1つ上の水槽サイズまで対応しているので、二つの水槽サイズで使用したい、将来的にもうワンサイズ上の水槽を購入したい場合などにうってつけです。
WRGBⅡ 30 PRO でいえば60cm水槽でも使用可能なほどの光束量です。
据え置き、吊り下げの両対応で使い勝手抜群

画像はSLIM用吊り下げキット
WRGBⅡシリーズは基本的に付属のリフトスタンドを使用します。
また、それぞれの種類ごとに吊り下げキットが用意されていますので、別途購入することで吊り下げ照明にすることが出来ます。
水上に葉を展開させるオープンアクアリウムを楽しみたい、なるべく水槽の周りをスッキリさせたいといった場合に最適です。

PRO 30 用吊り下げキット
本シリーズはアプリで光量を調節することが出来るのであまり関係ないかもしれませんが、照明の高さを変えることで光量を少なくすることも可能です。
特にガラス面の掃除やトリミングなど、普段のメンテナンス時において吊り下げ式のメリットは大きいと感じます。
水槽用スタンドも必要になりますのでお忘れなく。
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ミラー付きシェードで眩しさ半減

表面と裏側のミラー面
それぞれのシリーズ・サイズ毎にミラー付きのシェードが用意されています。
吊り下げ式にした場合、高さによっては鑑賞中にLEDの光が眩しく感じることがあります。
その際シェードを使えば、直接光が射すのを防止してくれます。
また、シェードには取り外し式のミラーが付属しています。
このミラーが横に照射された光を反射して水槽内に当ててくれます。
通常よりもさらに光量をアップさせることが出来るので有用です。
必要なければ取り外してシェードとしてだけ使用すればよういでしょう。
実際に設置してみましょう
WRGBⅡ 30 PROを使用して新たに45cm水槽を立ち上げます。
吊り下げキットを用意して、スタンドに吊り下げて使用します。
さらにミラー付きシェードを取り付ければ、元々吊り下げ専用機かと思わんばかりのカッコよさ。
45cm水槽に吊り下げるのであればこれくらいの大きさがピッタリです。
強い光量が必要なグロッソスティグマを植栽していますが、すぐに匍匐しながら成長してくれています。
ハイグロフィラ・ピンナティフィダを水上葉化させる予定ですので少し水面から高い位置に設定していますが、十分な光量を確保出来ている証拠です。
専用アプリについて
専用アプリのダウンロードが必須
Chihiros のLED照明を使用するには専用アプリが必須になります。
ios、anroid 共に先ずはダウンロードしましょう。
アカウントを作成しログインすることで様々な便利な機能を使用可能です。
本体との接続にはBluetoothを使用します。
アプリによる設定時は通信圏内であることが必要です。
タイマー機能について
タイマー機能を照明本体で設定できるのはとても便利です。
しかも単純なオン/オフだけでなく、徐々に出力を上げたり下げたりすることが出来ます。
例えば0.5時間に設定すれば30分かけて0から少しずつ100%に向かって光量を上げてくれます。
いきなり点灯しないことは生体にも優しく、例えば熱帯魚の飛び出し等も防ぐことが出来ます。
この設定ですと照明オフ時には100から0%に向かって、また30分かけて出力を絞ってくれます。
色の設定について
RGB球の各色を1%単位で設定することが出来ます。
PROであればR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)に加えてホワイトも変更可能。
デフォルトの設定にShrimpやBuce、Greenなどのモードが用意されていますのでそちらを使用するのもよし、こだわりの色味を自分で設定してもよいでしょう。

明け方をイメージした設定
それこそタイマー機能と併せれば、日の入りや日の出の様子などを本格的に水景に落とし込むことも出来ます。
手動モードもありますので別のタイマーに繋いで今まで通りのLED照明と同じ使い方をすることも出来ます。
TO DO リストやシェア機能も
アプリにはTO DO リストやシェア機能もあります。
水草水槽を管理する中でとても大切な水換えやフィルター掃除、パイプ類の清掃などなど。
このリストを使用すればそれらの作業も楽しみながら行うことが出来ます。
前回はいつ水換えしたか忘れて悩むことも無くなります。
シェア機能もありますので使い方は多岐に渡ります。
最後に
Chihiros・WRGBⅡシリーズの魅力は何と言ってもアプリを使った多機能さです。
一度使うとこの便利さはもう手放せなくなりますよ。
もちろんRGB球の水草育成能力は折り紙つき。
他社製品からも抜きん出たハイパワーで育てられない水草は無いでしょう。
熱帯魚などの生体も鮮やかに魅せてくれる水草水槽の頼もしい相棒です。
そしてこれだけの機能のわりにはコストパフォーマンスも優れています。
ラインアップの中でもしお悩みであれば、ワンサイズ上の水槽まで余裕でカバーできる”PRO”を検討されることをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました!