こんにちは!MizukusaNewbie的熱帯魚図鑑。
今回ご紹介するのは小型熱帯魚の中でも定番の人気種、カージナルテトラです。
メタリックブルーとレッドの体色が鮮やかな丈夫で育てやすいおすすめの熱帯魚です。
CONTENTS
カージナルテトラの基本データ

| 名称 | カージナルテトラ |
| 学名 | Paracheirodon axelrodi |
| 生息地 | ブラジル・コロンビア |
| 大きさ | 約4㎝ |
| 適性水温 | 20~28℃前後 |
| 適性水質 | 弱酸性~中性 |
| 見た目の美しさ | |
| 育てやすさ | |
| 群泳のしやすさ | |
| 購入のしやすさ | |
| おすすめ度 |
カージナルテトラについて
テトラ三兄弟では一番カラフルなカラシン

それこそ熱帯魚には沢山の系統・種類がありますが、カラシンとよばれる南米やアフリカに生息している淡水魚はその代表です。
その中でもポピュラーなのはネオンテトラで、誰でも一度は目にしたことのある熱帯魚なのではないでしょうか。
小型で美しく、丈夫で飼いやすいことから不動の人気を誇ります。
キラキラと光るブルーの体色に赤のラインは水槽内にあってとても見応えがあります。
その赤の部分がほとんど無く、メタリックブルーほぼ一色の体色を持つのがグリーンネオンテトラです。
そしてその赤のラインがより広範囲に及び、ツートンカラーのような熱帯魚が今回ご紹介するカージナルテトラです。
体長約4㎝ほどの小型熱帯魚

体長がほぼ同じで赤の部分が短いネオンテトラ
熱帯魚のサイズに関しては水槽の大きさや環境、給餌の量などにも左右されます。
カージナルテトラは成長するとおおよそ約4㎝ほどになります。
ネオンテトラもほぼ同じくらいの大きさです。
一方でグリーンネオンテトラは最大でも3~3,5㎝と、この3兄弟の中では最も小型なサイズです。
もちろん4㎝ほどの大きさであれば30㎝キューブなどの小型水槽でも問題なく飼育可能。
一つの水槽で飼育可能な数はその熱帯魚の大きさにも係わる問題ですので、より沢山の数で群泳を楽しみたい場合にも適しています。
下側の赤のラインが長く見栄えがする

前述のように魚体下半分の赤のラインが長いのがカージナルテトラの特徴です。
個体差によって赤の長さは若干違いますが、ほぼ上下で青と赤が並びます。
これはワイルド(原産地のもの)かブリード(繁殖させたもの)かによっても違いをみせます。
ネオンテトラ、グリーンネオンテトラと比べてもその派手な色合いから存在感は抜群。
メタリックのように輝く青と赤はとても美しく、どのようなレイアウトや水景、水草にもよく合います。
単一種で飼育するのはもちろん、他の熱帯魚と泳がせればお互いの良さをさらに引き出してくれるでしょう。
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とても丈夫で飼育しやすいのも共通

この3種に共通していえるのはとても丈夫で飼育のし易い熱帯魚であること。
常に上位の人気を誇る所以でもあります。
多少の水質の悪化や水温の変動にも耐えうる強さを持っています。
白点病やその他の病気にもかかりにくく、初心者の方にもとてもおすすめです。
もちろん快適な環境で飼育することによってより元気により美しく育てることが出来ます。
群泳させる醍醐味を味わえる

群泳するコイの仲間のラスボラ・ヘテロモルファ”プラチナブルー”
テトラなどのカラシン目の魚は群泳を楽しむことが出来るのも人気の要因です。
群泳とは水槽内で同種の熱帯魚が固まって泳ぐことで、それこそ水草水槽や熱帯魚飼育の一つの醍醐味といっても過言ではありません。
他にもコイの仲間であるラスボラ系もよく群泳する傾向にあります。
単数ですと群泳をしにくいので少なくとも5匹、出来れば10匹以上を飼うのがおすすめ。
約4㎝ほどの体長ですので小型水槽でもしっかりとしたろ過環境を整えれば十分に可能な数字です。
カージナルテトラに限らず環境に慣れてくると若干群泳しにくくなることもありますが、それでも派手な体色と相まって存在感は抜群です。
温和な性格で混泳も問題なし

ネオンドワーフレインボーとカージナルテトラ
ネオンテトラ同様にとても穏やかな性格で他の熱帯魚との混泳も問題なしです。
もちろん同種間で追いかけまわしたりということもほぼ無く、ゆったりと鑑賞することが出来ます。
例えば同じくカラシン目のインパイクティスケリーなどは縄張り意識が強い為に他種同種ともによくちょっかいをかけます。
それはそれで元気がよくて楽しいのですが観ていて落ち着かないこともしばしば。
熱帯魚を選ぶ際はその種のもつ性格も考慮すると失敗が減ります。
大きさがあまりにも違ったり、多種を攻撃するような気性の荒い熱帯魚と混泳させるときは水草を多めに植栽したり流木など隠れ家を作ってあげるとよいでしょう。
定番&人気種の為に入手はとてもかんたん

ネオンテトラと並ぶ人気種の為入手はとてもかんたんです。
アクアリウムショップはもちろん総合ペットショップなどにも在庫してあることが多く、ネットでも常に購入可能といっても良いでしょう。
価格も比較的安価な部類に入リますので、匹数を増やして群泳させるのにも有難いポイントです。
発色の良いワイルドの方が多少ブリードよりも高価になりますが、特にこだわりが無ければさほど差を感じることはありません。
カージナルテトラの基本的な育て方
適性水温や水質

だいだいの熱帯魚と同様に20~28℃くらいが飼育可能な水温です。
あまり水温が低いと活性も上がりませんし病気になる可能性も高くなりますので、陰性水草の適温である23℃から陽性水草のよく育つ26℃程度の範囲に設定します。
ろ過に重要なバクテリアにもっとも適した水温はやはり25℃くらいと言われていますのでひとつの目安にされると良いでしょう。
水質に関しては弱酸性から中性までが適しています。

群泳させてこそその魅力を味わえることから水槽に対して多めに飼育する場合があります。
バクテリアの定着が弱い立ち上げ間もない時は特に水換えを怠らずにアンモニアなどの有害物質の蓄積には気を付けます。
定期的に試薬などを使って水質を測定するようにしましょう。
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餌について

カージナルテトラは人工飼料でも全く問題ありません。
餌食いも旺盛で近づくと水面まで浮いてきて餌を欲しがるようになります。
口が小さいので小型カラシン用の細かいものを選択しましょう。

熱帯魚の餌は水を汚す原因の一つです。
特に黒髭コケの原因であるリンをよく含んでいますので残り餌には注意が必要です。
そういった点からも高浮上性の小さな餌が施餌量を調節しやすく便利です。
2分程度で食べきれる量を1日2、3回与えるのが1つの目安ではありますが、あくまでも参考にしながら少ない量から与えることをおすすめします。
繁殖について

繁殖を狙えるファイヤーテトラ
カージナルネオンテトラは繁殖が難しい熱帯魚です。
これはネオンテトラやグリーンネオンテトラも同様です。
環境が整えば自然に繁殖しているなんてこともあったりはしますが、色々な手間などを考えると購入したほうが早いでしょう。
同じカラシンでも、ファイヤーテトラやグローライトテトラなどは繁殖が比較的容易です。
もし手軽に繁殖を楽しみたいのであれば、グッピーやアカヒレなどがおすすめ。
熱帯魚ではありませんがメダカは特に容易です。
病気について

赤の部分がほとんど見られないグリーンネオンテトラ
カージナルテトラは丈夫な熱帯魚なので病気になるリスクは低いですが、白点病や尾腐れ病などよくある病気には気をつけましょう。
一度病気にかかった個体を治癒するためにはたいへんな労力と時間がかかります。
とにかく病気にならないように普段から予防に努めることが大切です。
よくある具体的な原因としては餌の与え過ぎやストレス(水質環境の悪化・魚数の過多・愛称の悪い他種との混泳など)、水温の急激な変化、導入時の水合わせの失敗などが挙げられます。
特に環境の変化時に体調を崩しやすくなりますのでろ過環境のチェックや水温の調節、水合わせはしっかりと行いましょう。
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最後に

カージナルテトラは初心者の方からベテランさんまでおすすめの熱帯魚です。
とにかく丈夫で小型、性格は穏やかで混泳も問題なし。
メタリックの赤と青が美しく、群れを成して泳ぐ姿は垂涎ものです。
どのような水景にもマッチして、主役にも脇役にもなれる万能さ。
是非その魅力を実際に味わって下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!