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【水草図鑑】ルドウィジアsp.スーパーレッドは基本赤色にしかならないありがたい水草【中景草】

2022年4月5日

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【水草図鑑】ルドウィジアsp.スーパーレッドは基本赤色にしかならないありがたい水草【中景草】

2022年4月5日

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こんにちは!MizukusaNewbie的水草図鑑。

今回は基本的に赤色にしかならないありがたい水草、ルドウィジアsp.スーパーレッドです。

水景のアクセントに赤色の水草が欲しいけど、赤系の水草ってなんだか難しそう。

そんな時この水草があれば一発で解決です。

育成データの1例

水槽 アクロ・スーパークリア 45cm規格水槽
照明 Chihiros・WRGB2・SLIM45
CO2 約3秒に2滴
ろ過フィルター エーハイム・2213
低床 JUN・プラチナソイル・パウダー
低床 GEX・水洗い不要天然砂 リバーブレンド
固形肥料 テトラ・イニシャルスティック
 液肥 ADA・グリーンブライティーシリーズ
GH
PH 6.5~7
水温 24℃

ルドウィジアsp.スーパーレッドについて

とにかく赤くなる美しい水草

ルドウィジアsp.スーパーレッドはその名の通りとにかく真っ赤っ赤な水草です。

赤具合でいえば水草のなかでも上位に入るでしょう。

少しうねりのあるバラの様な葉が美しく水槽の中を鮮やかに彩ります。

真上に伸びるというよりは少し斜めに育つ印象です。

数本でワンポイントで使ったり、ある程度の数を植栽して真っ赤な固まりを作っても素敵な水景作りに一役買ってくれます。

育成は基本を守れば簡単

ルドウィジアの仲間は丈夫で育成もわりと簡単な種類が多いと感じます。

sp.スーパーレッドも弱酸性の低硬度、十分な光量と適度なCO2の添加がある環境であれば問題なく育成可能です。

ロタラ系の赤色の水草のように多めの鉄分を与えたり、強めの光量を長時間照射するといった要素が必要では無いのでとにかく育てやすいです。

特に強い光量はコケの原因にもなりやすく、水槽内のそういったリスクを減らせるのは高ポイントでしょう。

成長自体は遅め

ルドウィジア・オバリスとスーパーレッド

他のルドウィジアと比べてsp.スーパーレッドは少し成長が遅めです。

よってレイアウトとしては小型水槽から大型水槽まで大活躍してくれるでしょう。

その分若干黒髭ゴケ等が付きやすい印象を受けます。

成長の早いロタラ類と並んで植栽する場合は埋もれてしまわないように注意が必要です。

水面近くになるほど成長が早いので、トリミングする場合はなるべく上の方でしてあげると良いです。

トリミングには強くない

トリミングにはあまり強くありません。

トリミング後は根に近いほうが貧弱になってしまいます。

そもそもロタラのように丘のような茂みが作れる水草ではありませんので、ゆったりとした固まりを作り、水景のアクセントになるような使い方が適しています。

出来るだけ差し戻しをしながら本数を増やしたり、維持していくのが良いでしょう。

そのほうがより葉も大きく健康に育成することが出来ます。

水上葉と水中葉の移行もスムーズ

ビオトープ内のルドウィジアsp.スーパーレッド

これもルドウィジア全体にいえますが、水上葉と水中葉の移行がスムーズです。

水槽でいらなくなったらビオトープへ。

逆に水槽に欲しい時はビオトープから移植する。

そんな便利な使い方ができるのも魅力です。

水上葉も赤みがかかっていますので同じように水景のアクセントになりますよ。

小型水槽でも活躍してくれる

左がスーパーレッド、真ん中がマクランドラ、右がレペンスルビン

大きくなっても葉自体はそこまで大きくなりませんし、成長が少し遅いので小型水槽でもとても重宝します。

同じく赤くなるルドウィジアである、レペンスルビンと比較してもご覧の通り小さめです。

もう一つはロタラの一種ですが、同様にバラの様な草姿を持つロタラ・マクランドラよりもやはり小さくて繊細です。

とにかく葉が柔らかい印象なので小型水槽であまり圧迫感を感じさせないのが利点です。

植栽からの変遷

植栽直後

今回は水上葉を植栽しています。

水上葉の状態からすでに赤みを帯びています。

こちらは購入したものですが、ビオトープから移行させても何の問題もありません。

その場合、スネール(貝)や虫などの混入のリスクは高くなりますので、コンディショナーなどを使う等の対策が必要です。

植栽から1週間後

一週間もすれば赤い水中葉を展開し始めます。

脇芽も出ているのが確認出来ますがとにかく移行がスムーズで育てやすい水草です。

古い水上葉はだんだんと枯れて落ちていきます。

植栽から3週間

すっかりとバラのような水中葉になりました。

液肥に関してはこの時点でまだ鉄分は与えていません。

通常の光量、CO2の添加でしっかりと赤になってくれるのはとてもありがたいです。

この時点でトリミングしてみます。

植栽から6週間

脇芽から成長はしていますが、元の茎は下葉が落ちてしまい少し寂しい感じになっているのが分かります。

本種はトリミングよりも差し戻しの方が元気に育てることが出来るでしょう。

上にまっすぐ伸びるというよりは斜めに向かって成長していくのも特徴をいかしながらレイアウトしていくと上手くまとまります。

最後に

赤系の水草を使いたいけれど難易度が高そうだな。

そんな悩みを一発で解消してくれるルドウィジアsp.スーパーレッド。

とにかく目をひく赤色は水景をグッと素敵なものに昇華させてくれます。

初心者から熟練者まで、水草水槽にもビオトープにもおすすめの水草です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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