こんにちは!MizukusaNewbieです。
水草水槽にとってとても重要な照明やCO2の添加。
皆さんはどのようにして時間を管理していますか?
すでに水槽をお持ちの方はほとんどの方がタイマーを使用していらっしゃることでしょうし、これから始められる方もタイマーを必ず使用することになると思います。
今回はそんなタイマーについて私が使用している4種類についてそれぞれご紹介したいと思います。
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そもそもタイマーは何故必要なのか?
照明を適切な時間、タイミングで点灯させるため
水草水槽にとってとても重要な照明ですが、その中でもさらに大切なのが点灯時間です。
照明の点灯時間について
一般的に水草水槽の照明時間は8時間が基準とされています。苔が大量に発生している場合などは6時間や7時間に減らしたり、強い光量を必要とする前景草をしっかりと這わしたい、赤系の水草の色をキレイに出したいといった場合は9時間10時間に延ばすといった具合に調節をします。
さらには水草や熱帯魚などの生体にも生活サイクルがありますので、毎日だいたい同じ時間に点灯してあげたいところです。
例えば毎日19時くらいから水槽を眺めるとします。
その場合は2時間前の17時くらいに点灯すると19時ころにはちょうどきれいな水草を鑑賞することが出来ます。
ですが毎日17時に手動で照明を点灯するのは色々な面から難しいと思いますし、必ずといっていいほど忘れてしまうことがあります。
それよりももっと致命的なのは消灯を忘れることです。
朝まで照明が点けっぱなしなんてことになったらコケまみれ水槽へまっしぐらです。
そんな時タイマーさえあれば、毎日同じ時間に点灯し同じ時間に消灯してくれますので、水草に生体にも私達にもやさしいということになります。
同じくCO2添加時間もコントロールすることが出来る
水草にこれまた重要なCO2の添加。
CO2は水草の光合成に必要な訳ですから、自ずと添加するタイミングは照明の点灯と同時間になります。
そして照明をオフにしたらCO2の添加もストップするのが理想です。
多くの場合このようなCO2添加装置を使用することになろうかと思います。
そしてここで重要なのが”電磁弁”です。
電磁弁とは
電流によってバルブの開閉をする装置。電流が流れるとバルブが開きCO2が流れ、電流が切れるとバルブが閉じてCO2を遮断します。CO2をタイマー制御するときには必ず必要になります。
例えば一つのタイマーを二股にして、照明器具と電磁弁を繋げておけば同時に照明とCO2を供給することが出来ます。
エアレーション用にもう1系統用意したい
水草水槽にはエアレーションは不要という意見もありますが、私自身はエアレーションは必要だと感じます。
水草の成長も調子も上がりますし、ろ過バクテリアも活性化します。
やっかいな水槽表面の油膜も飛ばすことも出来ていいこと尽くめです。
ちなみにエアレーションは照明点灯及びCO2添加と反対の時間に行います。
つまり2系等のタイマーが必要になるということです。
1つのタイマーで2系統を管理できる製品もあれば、同じタイマーを2個用意しなければならない場合もあります。
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【高い信頼性】GEXのエアーポンプ3製品をレビューします【優れたコストパフォーマンス】
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私が水草水槽に使っているタイマー4種類
観賞魚用品メーカーの専用品を使用する場合
観賞魚用品メーカーのニッソーより発売されています”プログラムタイマーNT-301”。
専門メーカーの商品だけあってこれ1つあれば水草水槽に必要な基本的な電気製品をすべて動かすことが出来ます。
タイマー機能の差込口が2つ、24時間通電の差込口が2つの計4口。
私は照明と電磁弁用にタイマー用を1つ、エアレーション用にタイマー用をもう1つ、24時間通電の差込口にはそれぞれ外部式フィルター用と夏場は冷却ファン、冬場はヒーター用に使用しています。
使い方もいたってシンプル。
特に悩むこともなくそれぞれの系統に時間をかんたんに設定可能です。
フックかけも付いているので水槽台などに引っ掛けてスペースを有効的に活用することも出来ます。
総じてとても良い製品だと思います。
汎用のデジタルタイマーを使用する場合
こちらの製品は水草水槽用ではない、いわゆる汎用のデジタルタイマーになります。
ペット商品通販大手のチャームさんでオリジナルCO2フルセットを購入すると付いてくる”リーベックス プログラムデジタルタイマー PT70D”。
もちろん単独でも購入可能です。
この製品はものすごく細かく時間をプログラムすることができますが、水草水槽のように毎日同じ時間のオンオフであれば必要のない機能といえます。
ちなみにこの手の製品を使って2系統にしたいときは同じものをもう一つ使用する必要があります。
お値段もそこそこですし、出来たら2つ用意しておきたいところです。
Wi-Fiスマートプラグを使用する場合
こちらはいわゆるスマートプラグと呼ばれるWi-Fiを使用して電化製品をコントロールするコンセントです。
概ねどの製品も専用アプリをダウンロードしてデバイスを登録するだけで簡単に使用することができます。
このようにタイマー機能はもちろんですが、何と言ってもスマートプラグを使用するメリットは外出先からでも電源のオンオフや時間の変更ができるということです。
例えば気温が暑くなりそうな時に冷却ファンを外出先から作動させる、そんなこともスマートプラグならばOK。
汎用デジタルタイマーとそんなに変わらない値段で購入することができます。
これで水草水槽も”IoT”化待ったなしです。
電磁弁も内蔵された”ADA NAコントロールタイマーⅡ”を使用する場合
言わずと知れたアクアリウムの巨人”ADA”より発売されている”NAコントロールタイマーⅡ”。
こちらの製品は本体に電磁弁が内蔵されているため、照明とCO2をこれ1台で管理することができます。
さらにはエアーポンプ専用の差込口がついていて、照明とCO2が切れると同時にそちらが通電するようになっています。
欲しい機能がオールインワン。
そしてなによりもこのソリッドな質感とアナログ感たっぷりの佇まいが最高にクールです。
ただ単にタイマー、電磁弁というだけでなく所有欲を満たしてくれる素晴らしい製品だと思います。
最後に
さて私が使用している4種類のタイマーについてご紹介しましたが、どれも時間を制御するという機能はしっかりと果たしてくれています。
やはり専門メーカーから発売されている製品は最初から2系統対応であったり、本体に電磁弁が内蔵されていたりと水草水槽で使用するには一歩抜けている感があります。
ただし汎用デジタルタイマーには手軽さが、スマートプラグには便利さと拡張性があります。
あとはそれぞれの状況や目的でどれを選ぶか考えていただければと思います。
皆さんのご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!