こんにちは!MizukusaNewbieです。
アクアリウムの外部式フィルターといえばエーハイムクラシックシリーズが定番中の定番。
そのクラシックシリーズの末弟がこの2211です。
といっても小さいと侮ることなかれ、安定・安心・安全の3Aであなたのアクアリウムライフをサポートします。
CONTENTS
エーハイム・クラシック2211について
45cm以下の小型水槽に対応
2211は45cm以下の水槽に対応する外部式フィルターです。
といっても30cm規格水槽以下には少しオーバースペックかもしれません。
その一番の理由は水流の強さです。
例えば一番水流を弱めてくれるスピンパイプの吐出口を使用したとしても少しきびしいでしょう。
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30cmキューブ水槽に使用する場合、スピンタイプの使用でちょうどよい水流と感じます。
よって私は30cmキューブから45cm規格水槽までの使用をおすすめします。
ろ材付きセットは必要なものがオールインワン

画像は2213用
本体、パイプ、ホースなどの必要なものに加えて、ダブルタップやろ材も同封されているろ材付きセットがお得。
あれこれ揃える必要もなく、開封してすぐに使い始められるのはとても便利です。
外部式フィルターにはダブルタップがほぼ必要になりますが、内径9㎜用と12㎜用がそれぞれ入っているのは助かります。

優秀なろ材、サブストラット・プロ
活性炭・粗目・細目の各フィルターパッドに加え、エーハイムメック・サブストラットプロともに必要な分だけ入っているので無駄になりません。
デフォルトではそれらを全て組み合わせることになっていますが、慣れてきたら好きな組み合わせで使えばよいでしょう。
給水側と吐出側のホース径の違いに気を付けたい
給水側がその他の外部式フィルターに多い一般的な12/16㎜のホースを使用しているのに対して、吐出側は9/12㎜のホースを使用しています。
使用している場面でその違いによるデメリットは特に感じませんが、パイプ類やホース、ダブルタップなどを追加で購入する際には注意が必要です。
また水草水槽では必ずといっていいほど吐出口をガラス製のものに変えたくなります。
その際にも少し選択肢が狭くなることがあります。
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専用サポートは出来れば欲しいところ
2211は2213より上の機種と比較して本体が長細い形状をしています。
単体ですとホース類を繋げた時の不安定さが少し気になります。
万が一転倒したときのリスクも考えて2211用サポートを購入したほうが安心でしょう。
これだけのパーツではありますが安定感はあるとないとでは段違いです。
水を扱うものだけに器具類はしっかりと設置したいところです。
ちなみに30cmキューブ水槽ならば2213も視野に

左が2211、右が2213
2211の兄貴分は2213です。
こちらは45cmから60cm水槽までが対応サイズです。
じゃあ30cmキューブ水槽は対応外では?となりますが、吐出パイプをスピンタイプにすることで十分に使用することが可能です。

2213用ろ材コンテナ
ろ材を搭載できる容量が2211は1リットルで2213が3リットルと、両者の差は段違いです。
例えば熱帯魚を通常よりも多めに飼育したい場合など更なるろ過能力を求めている方、45cmや60cm水槽以上の水槽での使用も考えていらっしゃるならば2213をおすすめします。
とはいっても2211でも十分に水をキレイに保つことが出来ますのでご安心を。
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音が静かで寝室での使用も問題なし
2211はとても音が静かです。
たまにエアを咬んだときにプシャーっと音が鳴るくらいで、モーター音は私的にはほとんど気になりません。
とはいってもやはりまったくの無音ではありませんので気になさる方もいらっしゃるでしょう。
2213もとても静かなのですが、比較した場合、2211の方がやはり静かです。
2213よりもう1ランク大きい2215になると、モーターから何から大きくなる関係もありそれなりの音がするようになります。
寝室や事務所など、音が無いほうが良い場所にはうってつけです。
2211を使ったレイアウトの一例
30cmキューブ水槽で作る山岳風レイアウト
深岳石を使用し、キューバパールグラスのみを植栽した山岳レイアウトです。
ミスト式で立ち上げています。
水を張った直後には珪藻や藍藻が多少発生しましたが、ろ過が落ち着くころにはヤマトヌマエビと水換え時の吸い出しのみで自然に消滅しました。
その後は定期的な水換え等のメンテナンスで美しい状態をキープしています。
水中の栄養吸収があまり期待できない前景草のみのレイアウトですが、しっかりとろ過フィルターの役割を果たしてくれている証拠です。
熱帯魚も体長3cmほどのグリーンネオンテトラが15匹ほど入っていますが問題なく元気に泳いでいます。
深岳石を沢山使用していることもあり、硬度が高めのこの水槽。
硬度が高い場合に発生しやすい黒髭ゴケはほぼ発生しておらず、この点からも信頼出来る外部式フィルターであると感じます。
こちらのレイアウトに関しての詳細はこちらの記事をご覧ください。
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最後に
30cmキューブ水槽や45cm規格水槽などの小型水槽にまさにピッタリの外部式フィルター、エーハイム2211。
スタンダード中のスタンダードということで、安定・安全・安心の3Aでアクアリウム生活をサポートしてくれます。
ひとまず外部式フィルターを使ってみたいという初心者の方からベテランさんまで最高の相棒になってくれること間違いなしです。