こんにちは、MizukusaNewbieです。
近頃急速に普及しているスマートホーム。
インターネットと家電製品を接続して様々なシーンで暮らしをより快適にしてくれます。
自動で照明をオンオフ、室内をカメラで監視、カーテンの開閉、設定温度でエアコンを稼働させたりと最早出来ないことが無いくらい。
今回はそんなスマートホーム化の波に水草水槽も少しのせてみる、というお話です。
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目指すのは自動で水槽用冷却ファンを制御すること
という訳で夏場の必需品、水槽用冷却ファンを自動で作動させたいと思います。
といっても水槽用冷却ファンにはもともとサーモスタットが内蔵されているものや別売りのサーモスタットが用意されているものもあります。
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ですがここは無理矢理スマートホーム化ということで室内の温度が27℃を超えた時点で冷却ファンを作動させ、26℃を切ったところで停止させるという動作環境を構築してみたいと思います。
厳密には室温=水温ではありませんが、ここではだいたい同じとして定義することにします。
用意するもの
SwitchBot 温湿度計
とにもかくにもこれがなくてはお話になりません。
今回購入したのはこちら。
こちらの製品で室内の温度と湿度両方をスマホに表示させ管理することが出来ます。
サイズも小さく、見た目もとてもかわいいです。
液晶の文字が少し薄くて、角度によっては見にくいこともありますが基本スマホで管理することを考えれば機能的には問題ないでしょう。
肝心の精度については某日本製の温湿度計と大差ありませんので大丈夫だと思います。
こちらの電源は電池式となっていますが、液晶にも残量が常に表示されているので安心です。
1つ注意点を挙げるとすれば、Wi-Fiが搭載されておらずBluetoothでの通信となることです。
スマホで情報を見たい時はBluetoothが届く圏内でないといけません。
この問題は次の製品でしっかり解決します。
SwitchBot スマートホーム 学習リモコン
この商品はswitch botの製品を一挙にコントロールするハブの役割をするものです。
またお手持ちのテレビやエアコンの赤外線リモコンを学習させることで、通常のリモコンとしての役割はもちろん、温湿度計などと連携をさせて様々な動作環境を構築することが出来ます。
例えば25℃以上になったら冷房をオンにする、夜6時になったらリビングの照明を点ける、朝6時には自動でカーテンを開くなどといった具合です。
この機能を利用して、前述の通り設定温度によって冷却ファンをオン・オフさせてみたいと思います。
ちなみにこちらの製品と先ほどの温湿度計がBluetoothの届く圏内にあれば常に情報を拾い続けてくれますので、外出先からでも温度や湿度を確認することが出来るようになります。
SwitchBotスマートプラグ
水槽用冷却ファンに関してはリモコンがありませんのでその他の方法で電源をオンオフさせる必要があります。
という訳でこちらの商品が必要になってきます。
この製品はWi-Fiが搭載されていますので、単独でもスマホなどのアプリ上で電源のオンオフはもちろんスケジュールなど細かく設定可能です。
照明やCo2の添加など単純にタイマーとしての使用が前提ならばこれ単独の使用でOKです。
さっそくアプリを使ってみましょう
先ずは各デバイスを登録します
switchbotアプリをダウンロードして各デバイスをリンクさせます。
今現在5つのデバイスを登録しています。
登録方法も実に簡単でびっくり。
しっかりと温度も表示されていますね。
このように細かく履歴も確認することが出来ます。
単純にアラートを設定して設定温度以上になったら通知させることも出来ます。
動作要件=シーンを設定します
次にシーンを作成して動作要件を設定していきます。
今回は室温27℃以上で電源オンですのでこのような設定になります。
逆に電源オフはこのような設定に。
実際に設定温度でしっかりと動作することを確認しました。
これにはかるく感動を覚えます。
さらにはスマートスピーカーを使用すれば、バックトゥザフューチャーⅡさながらに音声ですべてをコントロール可能。
まるで映画の世界です。
今回は冷却ファンを使用しましたが、もちろんエアコンを使って同じように室内温度を管理することも出来ます。
エアコンを使用したほうが水温も安定しますので水草水槽の管理的にはおススメなのですが、コスト面などの問題もありますので自分に最適な方法をとっていただければと思います。
最後に
当初の目標である設定温度で冷却ファンをオンオフさせることに成功することができました。
さらにはエアコンでの室温管理に移行する選択肢も併せて確認することが出来ました。
便利な世の中になったものだとつくづく感心する昭和生まれです。
といっても水換えやトリミングなど、アナログでないと出来ない要素が多い水草水槽ではあります。
デジタルとアナログを上手く使いながら快適なアクアリウムライフを過ごして行きたいですね。
でもそのうちロボットがすべてやってくれる未来が来るのかな?
最後までご覧いただきありがとうございました!